2010年3月24日 from 日本の畜産を考える
いよいよあと2ヶ月ちょっとで、さちとお別れすることになる。あー もう考えたくない。去年の時点では「まだまだ先の話だ」って思ってたけど、時の過ぎゆくのは予想外に早い。ということで、さちに逢いに行ってきた。
二戸振興局のみなさんと会議・打ち合わせをしてから、短角の世話をしてくれている杉澤君と落ち合うと、「副市長に面会しに行きましょう」という。二戸市副市長は先日交代されたのだが、前副市長は浄法寺のご在住で、ご自身も短角牛のオーナーだった。
そして、新しく副市長になったのは、、、
なんと、僕の母牛がお世話になっている大清水牧野組合の経理を担当されていた堀口さんなのである!ひえーこれにはビックリ!サプライズ過ぎるぜ杉澤君。
なんにしても、副市長が短角牛に精通した人であるということはとても素晴らしいことだ。岩手県北の二戸がこれから日本全国へ打ち出すべきは、短角牛と雑穀。その二つもっと力を入れて推進していくべきだ。その理念をこの人なら推し進めて行くだろう。堀口さんガンバレ!
昼飯は、やっぱりここでしょうの「米田工房 そばえ庵」。
自分の畑で育てた蕎麦や作物に、なんと自家製の醤油で作ったつゆで食べさせる希有な蕎麦屋。二戸を訪れるならぜったいに足を運んで欲しい店だ。このあたり公共交通機関はないのでレンタカーになるが、、、あと、あらかじめ連絡しておかないと蕎麦がないこともあるので要注意。ま、なければ20分ほど待つと、打ち立てが食べられるけどね。
カヨさん、相変わらずお元気でよかった!
いつも通り素晴らしい十割蕎麦、そして薫り高くキレのいいつゆ!
かけそばは限りなく優し~いお味。美味しゅうございました。
見送られつつ山を登って、いざ「さち」のいる漆原さんの牛舎へ。
さちは、こんなに大きくなりました。
なんつってもあと2ヶ月で仕上がるわけだからね、、、
さちとのしばしの交流。一日に一キロ増体していく彼女に、うちの嫁が「はやく育ったらそれだけはやく出荷になっちゃうんだから、もう食べちゃダメ!」と言っていた。うーん僕もそう思ってしまう、、、
(続く)
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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