愛媛県大洲市で不思議な食文化。「漬物と言えば、酒粕漬け」なのだ。
酒蔵は、愛媛には確かにたくさんある。酒粕は手に入りやすい漬け素材だ。しかし、直売所の加工食品をやろうと思っている人の多くが、酒粕漬けを持ってくる。中には、関東では絶対にこの組み合わせはないだろうというものが多い。
今日は、農協で一緒に加工食品の仕事をしてくださっているフジブチさんが、自前の粕漬けをもってきてくれた。
「今日、会う人は甘いものを持ってくる人が多いから、、、」
助かった!
しかもツワブキの粕漬けである。そんなの聞いたことがない。ツワブキ自体しらないひとが今ではおおいだろう。
そのツワブキが、ギュッと堅めの食感で粕漬けになっている。いったんゆでこぼしてから塩と酒粕に漬けているのだろうか、造り方を聞くのを忘れてしまった。
しかし、、、
こいつが実に絶品なのだ!ビックリした。
フジブチさん、これも直売所に出品しましょうね。絶対、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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