2010年1月29日 from カメラ
愛媛から帰ってきました。今月・来月は出張がゴガガガッと入っているので、もうこれ以上の仕事は無理。申し訳ありませんがこれから、メールや電話などのレスポンスが如実に悪くなりますので、ご了承くださいませ。以上、業務連絡。
最近、ブログ読んでくれている人と会うと、よくきかれることがある。
「この頃アップしてる写真て、E-P2で撮ってるんですよね?」
そうか、カメラの話題が出た後は、そのカメラに切り替えたと受けとめる人が多いんだな。
えー
現在、メインのカメラはニコンのD700です。E-P1は、写真撮影を想定していない出張時や、スナップ写真用という位置づけで使ってます。先日、オリンパスの人とお話しする機会があったんだけど、赤皮を貼った僕のE-P1を見て「こんな色遣い初めて見た」と驚いておられた。しかも、着けているレンズがフォーサーズ用の25mmf2.8なのをみてさらに「渋い選択です」と。ちょっと嬉しくなっちゃった(笑)
さて
コンパクトデジカメを使ってきたけど、もうちょっといい画質で撮影したくなったという人は多いだろう。そういう相談をよく受ける。その際に「最近やまけんが採り上げてるE-P1とかE-P2っていいんでしょ?」と訊かれることも多い。背面液晶を見てフレーミングして撮影するなど、コンデジとの共通点が多いから、親しみ深いのだろう。
個人的には、そうしたミラーレス機と呼ばれる新興勢力もいいのだけど、総合的にはデジタル一眼レフがいいんじゃないの?と思う。だって、歴史の長さが違う!ミラーレス機はまだ数台しか出てきていないこれからの文化であるのに対して、一眼レフは銀塩カメラ時代から連綿と続いてきた歴史のなかで磨き抜かれている。正直、どの会社の入門機を買っても満足出来るはずだと思う。
ちなみにデジタル一眼レフだったら何がいいの?という問いには、こう答えている。
「周りに教えてくれる人がいるなら、その人が持ってるのと同じメーカーの入門機がいいんじゃないかな」
彼氏でも彼女でも家族でも友人でもいいんだけど、カメラ始めるなら師匠が居た方がいい。マニュアル見て操作を覚えるよりも、実際に撮影しているのを見た方がすぐに習得できる。その場合、操作体系が同じカメラを持っていた方がいいに決まっている。だから、すぐには別れない相手(笑)を探して、その人のカメラのメーカーの入門機を買えば、間違いはないだろう。その方が、レンズも貸してもらえるしね。
でも、デジタル一眼レフはミラーレス機より大きいし、オリンパスかパナソニックのミラーレス機を買いたいという人もいるだろう。現状では、「もすこし待て」という感じだ 。
E-P1とE-P2は趣味性の高いカメラだ。高級感のあるボディで所有欲も満たされる。画質も、フォーサーズ機のフラッグシップであるE-3よりも佳いと思う。けれども、価格も含め、コンパクトデジカメからのステップアップ組にすぐさま薦められるわけではない。
おりしも本日のカメラ系ニュースを見たら、海外のオリンパスWebサイトで新製品らしきティザー広告が出始めたそうだ。どうやらPENシリーズの新製品がまたもや出るようで、デジカメWatchの記事には「内蔵フラッシュがついている可能性もある」というようなことが書いてある。あーそれ、いいなぁ、と思う。だからオリのカメラを欲しいなと思う人は少し待ってもいいかもしれない。
現状で、コンデジからのステップアップ組に薦められるマイクロフォーサーズ機は、パナソニックのGF-1だ。なにせ、パナレンズとの組み合わせでは絶対的にフォーカスが速い。PENシリーズは基本的に静物向けと割り切った方がいい。
で、フラッシュの話だ。PENシリーズには内蔵フラッシュのあるモデルがまだない。だから、光をまとわせたかったら、どうしても外部ストロボをつけなければならない。クリップオンストロボでもいいけれども、そうではなくて半逆光を作ると綺麗に写る。
そうやって撮影した料理の写真を今出てる週刊アスキーに掲載している。けど、みたらすっげーちいさくなっていたので、ここに掲載。
東京バルバリの小池君に頼んで作ってもらったものだ。乳飲み小鳩のロースト!
ちょっとオーバー気味になってしまった(ゴメン)。けど、ストロボ利用の雰囲気は出てるかな。
やっぱりストロボのワイヤレスコントロールができると、グンと幅が拡がるのに、と思うわけだ。オリンパスの次機種に期待!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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