そういえば今回はいつもとカメラが違います

2009年11月18日 from 日常つれづれ

数時間前に成田に帰ってきました。疲れたー

家に帰ってまずは古漬けになっているぬか漬けとナメコ味噌汁、イクラで飯を食う。味覚的にもう一つ欲しくなって、やおらカレーを作ってしまう。山形の庄内の伝統野菜であるからとり芋と玉ねぎ、カブと梅山豚の細切れで手早くちゃちゃっと。やっと満足。閉館まで残り一時間を切ったジムに行ってプールで泳ぎ、アドレナリンとグリコーゲンを消費する。ようやくスカッとした。

明日(いや、今日)は宮崎出張。休めん、、、

さて今回のナパ・ソノマの旅には、デジタルカメラはいつものニコンD700ではなくて、中級機種になるD90を持って行っている。

D700はフルサイズといって、35ミリカメラと同じ大きさの撮像センサーを持っている。D90の方は、それより一回り小さいAPS-Cというサイズのセンサーだ。ニコンはAPS-C機でもフルサイズ機でも同じレンズを使えるけど、APS-C機に装着すると、同じ規格の口径でセンサー部だけ小さいので、1.5倍の望遠になってしまう。つまり広角のレンズをつけても1.5倍になっちゃうので、望遠中心で撮る人はいいけど、店全体を撮影するには難儀する。

D700は発売後1年経つのに、まだ20万円以上する人気機種だ。だからもう一台買い増すのは厳しいので、バックアップ用にD90を買ったわけだ。しかし先述の理由で、D700でメインレンズにしている24-70mmというレンズが正直言って使えない。

そこで、出発前日の夜(!)に、新しいレンズを買っていった。タムロンというメーカーが出しているズームレンズ、SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical [IF] だ。17-50という焦点距離は、1.5倍すると24-70mmに近くなる。しかもレンズの明るさを表すF値がズーム全域でf2.8と非常に明るい。しかも手ぶれ補正がかなり効くという評判だ。ヨドバシで購入、5万2千円程度だった。ポイントがかなりあったので実質2万円で購入。

初めてのレンズをいきなり実践投入というのも結構度胸が要る。結果としては、まあ満足だ。手ぶれ補正はかなり効く。欧米のレストランの照明はとても暗いのが普通なので、ライティングが出来ない以上、手ぶれ補正がないと使い物にならない。今回のレンズはかなりピントが止まってくれた。手ぶれ補正機構が動作する時の音は「カシャーン!」とでかいけどね。

ニコン純正のレンズよりもカチンとした画質のように感じる。僕はもう少し柔らかい描写をしてくれた方が好きだが、これはカメラの画質設定でシャープネスを落とせばいいはずなので、ちょっといじくってみようと思う。

F2.8と明るいレンズなので、開放絞りを試してみるけど、やはりフルサイズで同じ画角で撮影したものよりはボケが少ない。そのせいか立体感にかける描写になる様な気がする。けれども、全体的には満足。今日は事務所に寄れず、水曜日朝から出張なので、このカメラで宮崎に行くしかない。ほんと、綱渡りなスケジュールだ。

では、時差ボケを治すために寝ることにします、、、