実は新刊が出ました! 「日本の食力 ~国産農産物が美味しい理由」 ぜひお読みいただきたく。

2009年11月 6日 from blog本,食べ物の本

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えー 実は出張とか仕事があまりに忙しすぎて(もう死にそう)、すっかり遅くなってしまいましたが、、、10月1日付けで、家の光協会から新刊を出版しました。

4259547283日本の食力(しょくぢから)―国産農産物がおいしい理由(わけ)
家の光協会 2009-09

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さいきんはやりの「○○力」みたいな感じになってしまいましたが、これは出版社の意向もあってこうなっちまいました。が、結果的にいい感じではないかと思ってます。

内容は、昨年中に日本農業新聞の新聞小説欄に毎日連載をしていたものを、大幅に加筆修正したもの。なのでこれまでの食い倒れ日記本とか、「日本の食は安すぎる」のような内容とはちょっと方向性が違っていて、どちらかといえば生産者や業界の人達に書いたメッセージも多い。

けれども、第一章・第二章は食い倒れ日記の内容、第三章は「佳い食」の話、そして第四章は、、、もしかするとこの章に関心を持つ人は、多いかも知れない。「農業ビジネスなんてくそくらえ」と、「今後の農業はどうなっていくべきか」について、新たに書き下ろしたパートだ。このブログにもこれまで書いてこなかったような内容まで完全に書き下ろしなので、読み応えはあると思う。

ちなみに「家の光協会」は、JAグループの出版社。出版の基準はかなり厳しいということなので、ここから出せて光栄だ。日本農業新聞は本は出版しないので、連載を始める最初から「もし本にしたかったら、どこか版元に交渉してください。うちとしてはそれでOKですから」と言われていた。で、家の光協会さんが「じゃあうちで」と手を挙げてくれたのだ。

それにしても、書き下ろしでは絶対にこの本は生まれなかった。時間、ないもん。他の出版社の方々にはずーーーーーーーっと待っていただいている(ごめんなさい)。それも、すでに原稿のベースがあるものだから許していただいたようなものだ。けど、最終的にはかなり加筆・修正そして新章の書き下ろしをした。プチ罪悪感である。

家の光の担当者のハタザワさんも頑張ってくれた。とくに表紙と文章のレイアウトに関しては、かなりこれまで同社が出している本とは違うものになっている。これについては彼が「いいデザインをしてくれる会社があるんですよ。」と開拓してきてくれたのだ。それが、「クリエイティブデザインエージェンシー ミュー」だ。

■ミュー
http://www.muse-9.jp/

「魚眼しんぶん」という、ミューのブログに本書のデザインで苦労したことなどを書いていただいている。
http://muse9.exblog.jp/12682602/

実は農家で育ったご担当者さんが、内容にも共感してくださったようだ。僕としても非常に嬉しい限り。題字のパワフルな書体もいいし、しかも上記の日記にもあるように、二つの書体をデザインしてくれている。ありがとうございました、と言いたい。

メルマガ食力

なお、僕の本が出ると毎回、講演会を企画してくれる八重洲ブックセンターにて、また近いうちに(年内にできるだろうか、、、)出版記念講演会をやる、かも、しれない。その時はぜひみなさまお集まりいただければと思います。

ということで、やっと宣伝でけたーーーーー

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4259547283日本の食力(しょくぢから)―国産農産物がおいしい理由(わけ)
家の光協会 2009-09

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どうぞよろしくお願いいたします。