岩手に来ています。まずは二戸市からスタート!
最初の行程は、昨年と同じく岩手県における雑穀栽培の権威・高村英世さんの生産圃場へ!
昨年の日程より一週間早いが、赤が美しいアマランサスは満開、刈り取り時期になっていた。
タカキビも収穫時期。名前のごとく、非常に高くて2メートルを超す草丈だ。
キビのはせがけ。
モチアワも収穫時期だ。
ヒエを干すための「ヒエ島」の内部をみせていただく。
ヒエの実の部分を内部へ、柄の部分を外の雨に当たるところへと折り込んで保存する、昔からの伝統的な乾燥方法だ。
さてアマランサスの収穫体験。
これがアマランサスの実。赤いのじゃなくて、白いつぶつぶ。これを乾燥させるとできあがりだ。
たっぷり雑穀収穫体験を愉しんだ後、合同庁舎の調理室に移動して、雑穀料理教室を開催!前回は出していただいた食事を食べるだけだったのを、せっかくだから自分たちで手を動かして作ってみようという企画なのである。
教えてくれるのは「雑穀料理伝え隊」の皆様。それぞれ地元の「食の匠」認定を撮っている方々だ。
まずは本ブログでおなじみの安藤直美さん。
お腹が減ったのでまずは雑穀ご飯のおにぎりをみんなで握る。岩手県北部のおにぎりは丸く握るのがスタンダードらしくて、東京に出た人たちは三角形のおむすびに違和感を覚えるのだそうだ。
ほらこのとおりまん丸お月様!
みんなで握ってまずは食べる!炊きたての雑穀飯は美味しい!!!!
そして班に分かれて、雑穀料理の体験。直美さんは雑穀サラダ。
そしてこの方は小笠原さん。ヒエッシュフライとけんちん汁を作ってくださる。
こちらはなんと高村さんの奥様! 実はこの民子さんのへっちょこだんごが最高という噂をずっときいていたので、感激!
さて地元の「つたえ隊」だけではなく、東京からの料理人軍団にも腕を見せてもらう!
「井のなか」の佐久間さんと工藤君たちは、短角牛のシンタマに雑穀のペーストをベースにしたものと菜種油でタルタル風をつくってくれた!
そして、新顔肉焼きストの眞貝シェフ。しばらく前まで丸ビルの某レストランにいて、いまは次の店の準備中なので「行きます行きます!」と参加してくれた。
ヤマブドウジュースを煮詰めて、短角のタンのソースにする。
「酸味と甘みが素晴らしい味なので、煮詰めるだけで味付けはいらないですね」
雑穀プレートもできあがり!
そしてすばらしく滋味あふれるけんちん汁!
いただきまーーーーーーーーーーーーす!
雑穀料理、素晴らしい美味しさでした!
ということでまだこれで昼間での間。これから二日目の出立なので、いってきまーす!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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