うえーん忙しいよぉ 今月は恐怖の出張月間。東京にいる間に処理できないうちに次の旅先へ出張、、、まあいいや。そうしている間にも、僕の牛たちは育っている。
岩手県二戸市で僕がオーナーになっている短角牛の子供「さち」と「国産丸」は、まったくもってすくすくすくすくと育ってます。
二戸市の稲庭岳にある大清水牧野。45頭程度の一群が放牧されている。
この日、いつもお世話になっている杉澤君は地元の祭りがあるので欠席。個体識別の名人がいないので耳標の番号をつてに国産丸を探そうとするが、見つけられん! 実は「ここにはいない!」と勝手に判断して他の牧野を探したりしたのだが、じつはきちんとここにいた。しかも僕は最初に僕のオーナー牛母子をきっちり写真に撮っていたことが判明(涙)
この二頭が僕の短角牛です。何しているところかわかりますか?授乳シーンです。牛はこうやって身体をたがいちがいにして授乳をするのです。
ということで今回は授乳シーン特集。
この子が黒いのは、短角の母に黒毛の精液をかけたタンクロだから。
この日も爽快な晴れ。牧野は最高に気持ちがいい。
実はこの日、岩手県北部では名門企業である十文字チキンカンパニーの十文字社長が「僕も時間空けますから、遊びましょう!」とついてきてくださった!もちろん手にはニコンD90を携えて、、、
この日はそもそも雑誌「専門料理」の連載につかう写真撮りだったので、大山カメラマンがバシバシと写真を撮る。
彼はキヤノンユーザ。5DマークⅡと40D。
僕が国産丸たちに近づいているところを撮りたいのだけど、なかなか上手くいかない。短角牛さんは基本的には人間を避けるのですよ、、、
ああ、シャイな子達、、、ブラウンスイスだったら何もしなくても寄ってくるのに。
さて
稲庭岳を降りて「さち」が肥育されている漆原さんの牛舎へ。
二戸もすっかり秋だ。
これは長芋。もうしばらくしたら収穫かな。
漆原さんは二戸市最大の短角牛肥育農家だ。もちろん腕前も確か。食物残渣を中心に、雑穀のヌカなどを与えて短角を育てている。
はい、さちはこんなにでかくなりました。
もう少女じゃないなぁ、、、
この子は来年のいまごろ、肉になります。まだ考えたくない。あーあ。
さておなじみ短角牛といえば山長ミートの経営する「短角亭」にて。
めったに食えない短角牛のタン。
美味しゅうございました、、、
明日から高知に行ってきます。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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