オリンパスE-P1でオールドレンズ・他社レンズを愉しむ。 アダプターを経由して様々なレンズで撮影できる楽しみは、この機種ならではなのだ!

2009年8月 4日 from カメラ

 

DSC_2549 週刊アスキーの誌上製品テストレポートの連載用に、E-P1のマウント規格であるマイクロフォーサーズ規格(M4/3)に、他のマウント規格のレンズを着けるためのアダプターを大人借り(注:大人買いではない)した。

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奥右からオリンパス純正の、ズイコーデジタルレンズ用アダプタ。E-420やE-3といった、現行のフォーサーズシステム向けレンズをマイクロ4/3に着けることが出来る。奥左は、オリンパスの銀塩カメラ時代のレンズであるOMレンズを着けるためのアダプタだ。

そして前の二つが、宮本製作所というマニアックなメーカーが作っているレイコールというシリーズ。右がニコンのレンズ用、左がキヤノンのFDマウントという、現行のEFレンズになる前のレンズ群を着けるためのものだ。

今回、ニコン向けは買わせてもらう前提で宮本製作所に連絡したら、「そういうことなら、キヤノンのFD用のもお貸ししましょう」と言っていただいた。けど、残念ながら僕はFDマウントのキヤノンレンズを持っていない。それを伝えると、「じゃあ適当なのレンズを入れてお貸ししますよ」とおっしゃる。電話に出てくださったのは、親子で営む宮本製作所の息子さんのほうだったが、どう考えても筋金入りのカメラマニアである。だって、貸してくれたレンズをみてぶっ飛んでしまった。

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55mmf1.2!

なんと、f1.2ですよ、、、ガラスの塊感いっぱいの、ずっしりしたレンズだ。

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さてマウントアダプターをかましてこうしたオールドレンズを着けると、こんな感じになる。

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宮本製作所のマウントアダプターは非常に軽量。アダプター分、全長は伸びるけれども、重さは問題にならない。

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ではこれで撮影した画像は???

すみません、レンズを沢山並べて撮るだけで手一杯。後日とさせてください。

さてお次はニコンのオールドレンズだ。

ニコンについては、最近出ているデジタル対応のレンズはほとんどがGタイプというもの。これは、絞りをマニュアルでカチャカチャ絞りリングで回すものではなく、デジタルで設定するので、工夫しないとアダプター経由では使えないのだ。

と言っている間に、近代インターナショナルというアダプターメーカーから、Gタイプでも絞りを変えられるものが出たらしい。うーん そっちも欲しい、、、が、宮本製作所さんの心意気をまずはごろうじろ。

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レンズは、この連載用にニコンにお借りした50mmf1.4。名玉と言われているレンズだ。

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か、かっちょえええええ!

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もともとはコンパクトで全長も短いレンズなんだけど、アダプターの分のびて、それがかっこいい。このレンズでちょっと撮影してみたけど、しかしやっぱりE-P1でマニュアルレンズはちょっと撮影しにくいな。俺には少なくとも、、、

さて、お次は現行フォーサーズレンズ。こちらは、AFを使うことが出来る。どうせなら、コンパクトなレンズではなく大砲クラスのレンズをつけてみようと、個人的に性能と重量が一番つりあったいいレンズだと考えている50-200mm。

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鏡胴をめいっぱい伸ばすとこうだ!

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かっちょえええええええええええええええええええ

後ろから。

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ここまでくると、「レンズに小さな箱がくっついてる」という状態だ。

次に、これも大砲レンズ、7-14mmF4.0。超高性能の超広角レンズだ。

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レンズ鏡胴の方が太いので、片方のボディが地面につきません(笑)

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すげー性能がいい、とはいうものの、すさまじく重いので、結局持ち出す回数がとても少ない、かわいそうなレンズである。

そしてもっと広角な、魚眼レンズ。

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なかなかかっこいいよね。

しかし、僕が持っている一番のクセ玉がある。それは、、、

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OMズイコーシフトレンズ 35mmF2.8だ!

シフトレンズってのは、レンズ光軸をずらすことで、下から見上げたときに建物が上すぼまりで写ってしまったりするのを補正することが出来るレンズだ。これがまたかっちょいい。

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ほらね、ずれてるでしょ。

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ほーら

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かなり趣味的なこのレンズ、実はシフトではなくアオリとよばれるティルトができると思いこんで、中古ショップを探し回ってやっとみつけて買ったものだ。

しかし!

このレンズはシフトのみで、ティルトは出来ない!開封したとたんに大ショックをうけてしまったのだ。けれどもレンズの質感があまりにいいので、手放せないでいる。

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箱とケース付きの備品。どなたか、買ってくれませんか?

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とこんなふうに、E-P1は遊べるカメラだ。すでにオールドレンズマニアがE-P1を入手していろいろ遊んでいるそうだが、それはそうだろう。ヤルしかないという感じだ。