2009年7月23日 from 出張,農家との対話,農村の現実
表題の通りである。愛媛にて生産者の人たちと交流したとき、島根県の隠岐の島で「さざえカレー」というのがウケてるんだという話をした。
「その土地で、何もしないでも穫れるようなものがカレーの具になるんだ」
そしたら会のあと、数人の女性が残って僕に言ったのだ。
「あのね、うちの地区ではイリコだしをとってカレー造るんですよ。もちろんじゃこ天いれます」
うぎゃーーーーーーー食いたい!と言って、その次の次の来訪で、噂のカレーに合うことが出来た!
「今日はじゃこ天が冷蔵庫になかったから、竹輪だけどね」
いや十分十分!
イリコだしだから、ラーメンでいえば魚介系スープベースである。ルーは市販のものだけれども実に滋味、滋味。慈しみ深い味である、、、しかも肉っ気がないからなんとも腹にもたれないのもイイ。
それにこのらっきょうが絶品。
とてもいいものをいただきました。この石畳については、原稿が仕上がったらきちんと書きますね。
この日は大洲市の醤油蔵である梶田商店にもおじゃました。
彼の造る醤油はいずれ、ものすごい評価を得ることになるだろう、と予言しておきたい。その彼の醤油を使って造っているという、こだわりのじゃこ天。
身震いするほどに旨い。上品さがあるのに、意図的に粗っぽさも感じさせる。先月のJALの機内誌に載っていたのはここのじゃこ天である。
梶田くんが「大洲にもおしゃれな場所があるんですよ」と連れて行ってくれた、ほんとにおしゃれなセレクトショップ&カフェ。
と
カフェを独りで切り盛りする彼女は、コーノ式(といっていたけど、ドリッパーはハリオ)でコーヒーをドリップしてくれる!
しかも、でてくるケーキ類が実に素晴らしく美味しい!
いま、眠くて意識がもうろうとしてるので店の名前を失念。あとでフォローしますが、惚れました、、、また行きたい。
そして、収穫直前の小麦と、生産者の太陽のような笑顔!
来月も愛媛に行きます。もう、ずっぽり。
ということで今日はもう原稿書けねぇ、、、 明日、ていうか今日は、二時間の会議のために山形へ行きます。移動時間は往復で6時間。うーむ、、、 でも電車の中で集中して原稿書ける。よしとしよう。
じゃあ、寝ます。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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