2009年6月 1日 from 日常つれづれ
雨が降る、、、密閉性の高いマンションに住んでいると、冬は暖かくて佳いのだけど、春以降は部屋の中が蒸して不快指数が高くなる。僕のように、夏場は50メートル歩くだけで汗まみれになってしまう人間にとっては地獄だ。
出張続きで疲れている身としてはずっとごろごろ寝ていたくなるけど、それだと逆に疲れもとれないので、トレーニングの準備をして、まずは門前仲町の自家焙煎コーヒー「ピコ」へ。軽めのとストロングのコーヒーをいただき、深川不動尊の門前にある洋菓子ペリニヨンのロールケーキを買おうとしたが、一本売りが切れていたので失意のうちにジムへと向かう。
仲町から永代通りを木場に向かう途中、、、ママチャリに乗った、ジーンズ姿の男が前から走ってくる。
ん?
この顔は、、、
「ダイシ! 大志じゃねーか!」
「おう、やまけぇ~ん!」
ビックリした!
埼玉県の私立自由の森学園高校の二期生で、隣の隣のクラスだった片岡大志。彼はミュージシャンだ。矢井田瞳のプロデューサーとしてばりばりやっていたのは識っていたけど、いまもずっと音楽の仕事を続けている、幸運な男だ。
■片岡大志
http://www2.odn.ne.jp/jiminy/index.html
高校の時から大志は一貫してミュージシャンだった。学園祭などのイベントはもちろん、頻繁に自主的なライブを開催していた。音楽室で、、、 その頃じつはブルースハープ(ハーモニカね)を吹いていた僕も、大志のバックで吹いていたのだ(笑)
高校だけじゃなく中学も併設されていた学内で、大志は識らぬ者の居ない超人気者だった。ライブはもちろん大入り満員。もちろんかっこよかったけれども、それ以上に大志の音楽が優れていたからだ。特に、当時を知るものならあいつのオリジナル「貧乏ブルース」は忘れられない歌のはずだ。メジャーになってからは音源化されてないはずだけど、また聴きたい、、、
銀座で誰かのライブをみにいくところだ、と言っていたので、時間にして5分程度の邂逅だったけれども、今日の不愉快な天気、ロールケーキを食べたくなった理由は、ここにあったのだと合点した。売り切れていてありがとう、ペリニヨンロール!
大志、また会おう!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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