2009年3月30日 from 首都圏
既報の通り、靖国神社周辺でこの週末にかけて開催されたさくら祭りにおいて、あの新潟・長岡の伝統的郷土ファーストフードである、フレンドの「イタリアン」が出店した。
靖国神社境内はとにかく人と屋台とで大賑わい。
どの辺にフレンドが出て居るんだろうか、簡単に見つかるだろうか、と懸念していたが、まったくそんな心配はなかった。とてもよくわかる場所に、フレンド発見!
いま書いてて気づいたが、フレンドという店名は目立っては見えない。ここはとにかく「イタリアン」という新潟(下越・中越限定)名物料理をアピールすることを優先したのだろう。潔し。
東京在住のイタリアンファンでさぞかし賑わっているだろうと思ったが、、、やはり認知度が低いせいだろうか、買おうと並ぶ客をみない。うーむこれはいかん!ということで突撃。
出店だからだろうか、カレーイタリアンや餃子はなく、ノーマルなイタリアンのみの提供らしい。紅一点のお姉ちゃんが「どこで聞いて来てくれたんですか?」と言うので、中越の友人が教えてくれたこと、そして東京にもイタリアンファンはいるからね、ということを告げる。
ありがとうございます! と彼女がピースしようとしている途中でシャッター切ってしまった。うーん どうしてみんなピースしたがるのかなぁ。それはともかく、店員さんはみな明るくてきぱきと対応していた。小気味よし。
さて、いただこう。
ああ、まごうことなきフレンドのイタリアンである。ちょっぴりヤクザなミートソース。おそらく片栗粉入ってるに違いないネッチリ感。それが中太麺に絡みつく。もやしのくったりしたのがアクセント。ああ、これぞイタリアン。
大満足したのである。こんどはカレーイタリアンも食べたいなぁ、、、
それにしても、東京在住の中越・下越出身者はちょっと薄情ではないか?あまり客がきていない模様を観て、しばし立ち去りがたかったくらいだ。駆け寄って、「今日はいまひとつの客入りかもしれないけど、あきらめないでまた来てください!」と言いそうになってしまった。
フレンドさん。そしてみかづきさん。東京にもファンが居ます。あきらめないでまた来てくださいませ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。