ドイツの肉加工品はやっぱり圧倒的に旨い。

2009年2月 8日 from 出張

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ウォルフガング達が、ニュルンベルグから車で一時間半程度のところにあるロッテンブルグという観光地に連れて行ってくれる。ブルグというのは城のことらしく、ニュルンベルグにもカイザーブルグという城がある。やっぱり城跡はどの国でも観光名所なのだ。

ところで、いきなり高速に乗ってびゅんびゅんと走り始めたときに気づいた。DSC_1284

俺は、あのクラフトワークが歌った「アウトバーン」を走っている!

あうーとーばーん、、、

あうーとーばーん、、、、、、

あうーとーばーーーーーーん、、、、、、、、

歌い始めたら、運転しているウォルフガングも一緒になって歌ってくれる。巡航速度150kmくらいで走る、走る。しかも料金所なし。日本の高速道路はやっぱりどうかしてる。

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日本だと小京都とかいうんだろうな、というようなクラシカルな街並みのロッテンブルグを散策中、マリエン薬局を発見!
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マリエン薬局は、ホメオパシー医療のレメディを販売する薬局だ。僕は可能な限り薬を飲まないことにしているのだけれども、親友のおばあちゃんがホメオパシー医療の関係者だったこともあって、ここ2年ほどお世話になっている。家に少なくなっているレメディを買おうとおもったが、しばらくその名前が出てこない。名前が分からないと変えないので、店の子も困っちゃってる。仕方なく店を出て歩き始めて思い出した。アコナイト!すぐに引き返して買うことができた。うーん、なんだかすごく嬉しい。日本で買う1/2以下の値段で買えたそうだ。

そうこうしているうちに、肉屋発見!
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本当に多種の加工肉が並ぶショーケース。カウンターの向こうにいる若い女性は、おそらくこの店の跡取りらしく、若いのに誇り高き表情。
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ウインドウの中に、ローストポーク の皮付きのがあった!皮目に包丁目を入れてカリカリに焼いたヤツ。デンマーク名物だったとおもうけど、ドイツでも同じように食べるんだな。その場で食べさせて、とお願いする。1cmくらいの厚みかと思ってたら、2センチくらいの厚いのを切り分けてくれた。

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DSC_1370 ごらんの通り、皮がカリカリで実に美味しい!
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日本のと畜の現状では、沖縄以外では豚肉の皮は基本的には食用にはまわらない。もったいない話しだ、、、

肉の部分からは、ただ塩をして焼いただけだとおもうのだけど、ジュクジュクとゼラチン質のようなものが染み出てくる。あ、皮に含まれているのか。ラージホワイト系の豚種だろうけど、とにかく美味しい。

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それにしても、ドイツの肉加工品の旨さは際だっている。上の写真で、赤茶色の断面に白いのがちりばめられているのは、この辺の名物である豚の血のソーセージだ。右中央すこし上のものは、おわかりだろうか、豚の舌が入っている。数種類をスライスしたものを100gずつ買って帰ったのだけど、ホテルで食べてびっくりした。激烈に美味しいのだ、、、

肉を巡る文化の深みを観てしまった。持って帰りたいが、持って帰れない。残念だ、、、