岩手県北部の雑穀とヤマブドウを味わうイベント開催! 2月8日(日) 広尾「アクアヴィーノ」にて、あの日高シェフとy山崎シェフが腕をふるう! さらに二戸からはあの魂の雑穀農家・高村英世さんとつぶっこまんまの安藤直美さんが駆けつける!

2009年1月 6日 from イベント,首都圏

昨年は岩手県北部に肩入れした一年だったけれども、その波はまだまだ続くのである。岩手県の二戸・久慈振興局とのコラボレーション企画・第三弾は、雑穀とヤマブドウにスポットを当てたイベントを開催する!

P8030480 岩手県北部地方は、季節風の影響で米が育ちにくく、長いことひえ、きび、あわなどの雑穀類をメインに食べていた文化圏だ。

近年、健康食としての雑穀に注目が集まっているけれども、そもそも地理的・文化的特性から、雑穀を当たり前に食べていた地域。そこには、雑穀の栄養価を最大限に引き出して美味しく食べる文化がある。

そして、雑穀に命を捧げた生産農家もいる。11月の岩手バスツアーで訪れた高村英世さんもそのお一人だ。
雑穀畑の緑
これら雑穀は、いまや二戸地域でもいろんな料理への応用が研究されている。二戸在住の農家のお母ちゃん達が、「雑穀料理伝え隊 」なる団体を立ち上げ、様々な料理を提案しているのだ。
s-IMG_6323 雑穀料理2 P1113095 P1113096 雑穀料理 どう?美味しそうでしょ?

そして、岩手県久慈市の名物であるヤマブドウ。
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強い酸味と、それに隠れてはいるが高い糖度、そしてポリフェノール類を多量に含む機能性の高い食材として、まだまだ未知の可能性を秘めている食材だ。

ヤマブドウは岩手・山形・秋田あたりでワインに利用されているけど、その利用方法はまだまだ広く考えられるはずだ。

こうした、地元の人達が創り出してきた雑穀・ヤマブドウ料理文化も素晴らしいものだが、一方で、雑穀に強い関心を示すプロ料理人も居る。

このお方、日本を代表するイタリアンレストランの一つであるアクアパッツァの日高シェフもそのお一人だ。
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なんと日高さんは、以前から雑穀に強い関心があり、独自にレシピをたくさん創り、店でも出しておられたという(雑穀と比内地鶏のリゾットなど)。

今回、岩手の雑穀を使って面白いイベントをしたいのだけど、というお願いをしに行ったときのご快諾ぶりはすごかった。

「ああ雑穀! いいじゃないですか!ぜひやりましょう! うちの「アクアヴィーノ」でコースをつくりますよ!」

ということで、

「岩手食材の魅力を探る~ 雑穀、やまぶどう in アクアヴィーノ」

の実施決定である!

アクアヴィーノは、アクアパッツァがB1Fに構えるビルの1Fにあるオープンな雰囲気のリストランテだ。

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そして、実にノリノリに正月中もメニューを考えてくれたというのが、今回メインに腕をふるってくれる山崎シェフである!
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「いやー もう正月気分がなかったですよ、メニュー考えてて」

ということだから、かなり期待できるんじゃぁないだろうか。

ちなみに、メニューはまだ検討中。1月中に試食させてもらって、最終的に決定します。

が、

今の段階で、こんなのアリですよね?と話しているのがこんな感じ、、、
(あくまで案であり、全部ではありません。可能性として見て下さいね。)

 

■前菜

雑穀サラダ ヴィネガー仕立て(いろいろ)

雑穀をまぶしたフリットミスト

雑穀のアランチーニ

岩手野菜のバーニャカウダ

 

■プリモ

雑穀のリゾットまたはパスタ

雑穀のラビオリ

 

■セコンド

雑穀クスクス風 短角 やまぶどうソース

 

■ドルチェ

雑穀のクレープ やまぶどうのソルベ添え

雑穀のクッキー

 

■パン

雑穀パン、雑穀のグリッシーニ

やまぶどうパン


これに加えて、ヤマブドウ果汁を駆使したスペシャルドリンク付きとなります。アルコールも、ノンアルコールも用意します。

そして!

岩手県からは、雑穀茶屋「つぶっこまんま」を先頃閉店したばかりの安藤直美さんにご来場いただき、地元ならではの雑穀料理法を伝授していただく!

実は雑穀には下処理が必要なのです。わりといろんな料理研究家さんが、袋からそのまま下ごしらえせずに使っているケースが多いけれども、「それじゃぁ味が濁る」というのが本家雑穀料理家のご意見なのだ。

もちろん、レクチャーだけじゃなく安藤さんの雑穀料理もコースの中に入る!もち、岩手県北部の代表的な雑穀スイーツである「へっちょこだんご」はリクエスト済みである!
P8020259 そして、冒頭で紹介した、雑穀農家の高村英世さんもご参加いただき、雑穀生産のお話しをいただく。

当日は、雑穀の基礎知識についての話とコース料理、シェフのお話と安藤さん・高村さんのお話をゆっくり楽しんでいただく内容になる。

概要はこんな感じだ。

タイトル: 「岩手食材の魅力を探る~ 雑穀、やまぶどう」
日時: 2009年2月8日(日) 12:00~15:00(11:30受付開始)
会場: アクアヴィーノ http://www.acquapazza.co.jp/vino/
東京都渋谷区広尾 5-17-10 EAST WEST 1F TEL:03-5447-5503

定員: 30名
会費: 6000円(お申し込み後、事前振込していただきます)
形式: 着席での食事

ぜひふるってご参加下さい。

なお、、、

来場者には、十文字チキン社がつくってくださった、あの岩手県北食材カレンダーがプレゼントされるそうです、、、(笑)


■イベント参加申し込みフォーム
http://my.formman.com/form/pc/0uxkBfXn6ZADZlNU/