2008年12月23日 from
愛媛県大洲市の仕事2日目。午前中の熱い会議後、昼飯へ。
「今日の昼飯なんですが、イタリア食堂「ロカーレ」という店で、ピッツァに蓋をしたような、ケサディアという料理を食べに行きましょう!」
どうも、大洲市の担当者さんである河野さんは、仕事よりもいかに大洲のうまいものを僕の記憶に刻み込むか、ということに注力しているようだ(笑)
ロカーレは昨日、青年農業者達と呑んだ花華の裏手にある店である。
明るい店内。主婦連中のおしゃべり場となっているが、出てくる料理はどれもセンス良し、味もよし!
牡蠣と自家製パンチェッタ
鶏モモ肉と カブのクリームスパゲティ
豚肉とパプリカのトマトソーススパゲティ
とってもよろしいお味。
そして、これが謎のケサディア。具はスモークチキンだ。
薄いピッツァの上に、もう一枚生地を重ねてサンドにしたような感じだ。
内部はこんな感じ。
で、これ、実に美味しい。ピッツァとは確実に違う食感。どっちかというとトルティーヤのような、、、と思っていたら、シェフがおっしゃるには「メキシコ料理なんですよ」。
なるほど、メキシコっぽい名前だわな。
それにしてもイタリア食堂でメキシカンとは、、、いや、美味しいから問題ないのであった。
この足で、僕は部下を置いて、東京に戻る。大洲からは松山空港行きのバスが出ているのだが、その乗り場がなんと酒乃さわだの近くなのである。当然、顔を出す。
これが澤田さんイチオシのドイツワイン。ほとんど貴腐だろう?という感じのスバラシイできだが、値段は非常に安い格のワインになっているそうだ。うーむ、貴腐なんだけどフレッシュな香りもする。不思議に美味しいデザートワインだった。 こちらは発泡にごりざけだけど、非常に呑みやすい企画商品。
シュワシュワと発泡が弾けるのを急いで呑むと、乳酸菌のえもいわれぬ甘やかな香り。にごり特有の米の香りがなんともいえない。
この店にくると、いつも呑んだことがないものに出会うことができる。食中に呑める純米一辺倒だった僕だけど、いや、そんなふうに限定しないほうがいいな、と素直に思ってしまった。
さて、次回は何に出会えるだろうか。次は1月上旬だ。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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