2008年12月21日 from 日常つれづれ
今日は一日、木場にいた。
午前中はゆっくりして、自家製のたくわんを漬けた。今年二回目の漬け込みだ。
先日、栃木の南那須の直売所でみかけた干し大根を、高野さんが送ってきてくれたのだ。米ぬかに塩と砂糖、昆布などを混ぜて、干し大根をぎゅうぎゅう詰めた漬物樽にふりかけ、重しを乗せた。
そしたら、三浦半島の長島農園の勝美君にも、3ヶ月ほど前に「今年は漬けるから、干し大根の状態で送ってよ!」と頼んだのを忘れてて、それが届いてしまった!
ので、二回目の漬け込み。ちょうどタイムラグで、この冬にふんだんに食べる分が確保できた。清澄白河のお米やさん、ふなくぼ商店で無農薬の米ぬかを買い(1キロでたった100円!)。和歌山の津田君のところから送ってもらったみかんの皮も混ぜたので、ちょっと違う味になるはずだ。
朝昼兼用の飯を食べて、散歩に。近くの図書館で、この冬に入手したいカメラをどれにしようかと思案する。マジで悩む。オリンパスE-3はとりあえず現状でのメイン機種だけど、デジカメの技術は銀塩カメラに比べればまだぜんぜん成熟してないから、最新機種を買えば画質自体が変わってしまうのだ。かといって、オリンパスが発表したE-30は、E-3を持っている以上、手を出す気にあまりなれない機種ではある。だから、E-4が出るまでは他のメーカーにも手を出してみようか、と思うわけだ。
それに、もう一つの理由は、オリンパスにはティルトができるレンズがないということもある。シフトできるレンズはあるのだけど、僕がやりたいのはティルトなのだ、、、
キヤノンのEOS5DmarkⅡはいいし、シフト・ティルトができるレンズが比較的安く(それでも10万円以上だけど)手にはいるのでよい、とおもうのだけど、企業としての姿勢が好きになれない。そういうメーカーのカメラを買っていいものだろうか、と真剣に悩む。でも、買うかも知れないけどね。
ええい、こうなったらニコンのD3でも買っちゃおうかとも思うけれども、今日、重大なことに気がついた。D3には内臓フラッシュがないから、リモートでクリップオンストロボを発光させるコマンド信号を送ることができない。オプションのコマンダーを買わねばならず、その分重量が増す。となると、僕の食い倒れ撮影用にはちょっと向かないのだ。僕は片手で撮影することが多いから、カメラとレンズで2キロ近くなりそうなD3はちときつそうだ。
だから、今日は近くの図書館でアサヒカメラと日本カメラのバックナンバーを引っ張り出して、D700の記事を丹念に読んだ。かなりよさそうだ。しかし、、、キヤノンでは1本15万円以下で買えるシフトレンズが、ニコンでは新しく出たばかりで、性能はよさそうなんだけど20万円以上するのだ、、、うーむ、、、すげー出費になってしまうなぁ、、、
ということで、カメラ選びはすごく悩みが続きそうである。うーん まじで困った。
あーあ、本当は、キヤノンかニコンのボディに、オリンパスのレンズがつけられるようになれば、問題は解決なのだ。オリンパスはなんつったってレンズがいいのだから。
それはさておき
オリンパスのデジタル一眼レフのおもしろさは、昔のレンズなどを(他メーカーのも含め)アダプター経由で使えるところだ。とはいえ、新しく発売されているデジカメ専用レンズはあまりに性能がいいので、昔のレンズを使う意味はあまりないとされている。
ただ、オリンパスのデジカメ専用レンズで、まだF2.0 よりも明るいレンズは出ていない。だから、OMズイコーの50mmf1.8をつけるとどんな描写になるんだろうな、というのが気になって、久々に防湿庫から出して、つけてみた。
f1.8だと、まずピント面が薄くなるから合わせがシビアだ。オートーフォーカスでもないから、ヘリコイドをクイッと回し、視認しながらの合わせ。これはE-3のファインダーだからこそできるのであって、E-420だとちょっと厳しそうだ。
この写真、ゴーストが出てしまっている。右上から左下に走る虹のような光芒。古いレンズが使えないというのは、このような現象が出てしまうからだ。逆光ではほんと、厳しい。
ほぼ週に3日は通っている、自家焙煎コーヒー「カフェデサール・ピコ」へ。
うん。
こんな盛大な後ぼけは、現行レンズではなかなか出ないような気がする。ちょっとソフトフォーカスっぽくなるのも、こういう写真だといいかもしれない。
田那辺っち、いつも旨いコーヒーをありがとう。
彼は僕と同い年。某大手企業を辞めて、コーヒーの道に進んだ。
いままでコーヒーは身体を冷やすものだと思っていたのだけれども、彼の焙煎するコーヒーを飲むと、ウソのように身体が軽やかになる。浅煎りの豆だと、とくにそうだ。
おそらく明日も、朝の一杯を飲んでからオフィスに向かうことになると思う。
今日は久々にゆっくりできた。さて、今年の手じまいに向けて、明日からまた頑張ろう。
そうそう
カレンダーがみなさんに届いたようで、いろいろメッセージをいただいています。どうもありがとうございました。結局、せっかく応募していただいたので、127名分お送りしました。来年からは、できれば自分でカレンダーを作ろうかな、とも思っています。これはけっこう、いい記念碑だ。一年間撮り貯めた写真でカレンダーを作るなんて、この上ない贅沢。
うーむ
それが叶うように、仕事も頑張ろう。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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