2008年11月27日 from
なんでこれが「菱形」と説明されるのかほんとによくわからないが、これが「菱(ひし)の実」だ。
どうみても、角が生えた悪役の仮面、という感じなんだが、、、
割ってみると、でん粉質の実がぎっちりと詰まっている。
皮付きのまま、塩を振った湯で20分ほど茹でる。火が通りにくいから、結構時間がかかる。茹で汁には盛大に茶色いアクが溶け出す。
ふやけ気味の皮をうまく割って取り出すと、ホッコリとした食感に茹で上がった実が。
水栗と称されることもあるだけに、実にホックリさっくりとした佳い食感。味というよりも、独特な香り、風味が心地よい。
本品、久留米周辺で栽培されたものを、福岡県のトミマツが送ってくれたものだ。ご馳走様!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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