2008年10月 5日 from 日本の畜産を考える
いよいよ今日から一泊二日間の、岩手県北部 二戸・久慈市を廻る旅だ。若干寝不足気味、、、新幹線の中で眠ることにしたい。
今回の抽選で漏れてしまった皆様、本当に申し訳ありませんでした。一人一人にメールを差し上げたかったのですが、まったくその余裕が無くて失礼いたしました。オフ会というのが始まった最初の頃からお付き合いいただいていた人たちもたくさんいたのだけれども、なんとも心苦しいことです。
こういう企画をすると、いつも辛い。応募者全員が参加できるイベントを企画すればいいのだけれども、なかなかそうもいかない。ジレンマですね。
さて、今回さちには会えるだろうか。
前回、僕がオーナーになっている母牛が、さちに乳を与えない!という事件があったことを覚えているだろうか。あの後しばらくして、乳房炎も直り、乳を与えているという連絡がはいった。
しかし、今回のことで、この母牛の系統は乳房炎になりやすい血統かもしれないという懸念を、世話をしてくれている杉澤ちゃんから連絡を受けた。
実は先日、中四国農政局主催の畜産関連の講演をした際、夜の席で畜産ご関係者の皆さんから「短角のメスが生まれたなら、肉にして食べるなんてもったいないことを言わないで、繁殖用の母牛にしたらいい。2頭の母牛をもてばいいじゃないか」ということを言われた。で、ここしばらく「食べる」と決めたさちを、母牛にしようかと真剣に考えた。その矢先に、杉ちゃんから言われたのだ。
「やまけんさん、次に子牛が生まれても、また乳房炎になる可能性があります。この子は繁殖メス牛にはしない方がいいかもしれません」
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
そうかぁ、、、
ということで、やはり可愛いさちは、肉牛として肥育することになりそうだ。それはまたちょっと辛いことではある。
ともかく
顔を見てきます、、、
では、これから行ってきます!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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