僕が春の訪れを一番感じるのは、桜よりもサヤエンドウ。

2008年3月17日 from 日常つれづれ

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僕にとって春の植物といえば、サヤエンドウなのである。
サヤエンドウは何を隠そう、僕が大学時代に、開墾した畑に一番最初に植えた作物だ。冬の間は小さいまま寒さをしのぎ、春が近づいてくるといきなりツルをのばし始めてくる。
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このツルが、ちゃんとつかまるべき相手を見つけながら伸びていく。ちょうどよいところに支柱を立てておいてやると、それに巻き付くのである。
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それにしても、発芽直後から数枚の葉が展開するあたりは、見事なまでにシンメトリーを描くことにおもしろみがあったが、暖かくなってくるといきなりグワッと伸びてくる。自然のダイナミズムの発現には本当に驚かされる。
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ちなみにこいつは、ベランダでプランターに植えているエンドウで、絹さやではなくスナップエンドウだ。タマネギと一緒に混植している。タマネギが収穫可能なまでに肥大する頃には収穫が一段落している寸法。
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一度でも栽培したことがある人ならわかるだろうけど、サヤエンドウとミニトマトは、簡単でバカスカ収穫できるから、スーパーで買うのがあほらしくなる。学生時代の畑では絹さやとスナップエンドウが籠いっぱいに獲れて、ひたすらゆでたりオイスターソース炒めにして食べたりしたものだ。
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ちなみにカメラはオリンパスE-3に、50mmマクロf2.0という、定評のある名レンズとの組み合わせだ。
今日はマニュアルフォーカスで撮影する練習をしてみた。普段はオートフォーカスで合わせるけれども、被写体が逃げなくて、しかも僕にも時間があるときには出来るだけオートフォーカスで撮ろうと思い出したのだ。だって、仕事でご一緒するカメラマンさんはみなそうなんだもの。

E-3はマニュアルフォーカスが可能なファインダーを持っているので、今回の撮影は歩留まりが高かった。
そうそう、最近、オリンパスのデジタル一眼レフを買いました、というメールを何通かいただくようになった。先日書いたパンケーキレンズが出たら、ユーザの読者さんだけでミニオフ会でもやりますか。

被写体として麗しい料理を出す店の個室を予約して、旨そうな料理写真を撮るための技術情報交換などしつつ、遊びましょう。

さて今週はいよいよ僕の本が発売される週だ。アマゾンに登録されたら、アップします。