2008年2月13日 from 出張
先日、秋田県に出張したときは、バクダン性低気圧で晴れ間が出たり、いきなり吹雪いたりと忙しい天気だった。
バタバタとヒアリングを終えて秋田駅に着き、改札前にあるキオスクに駆け込む。「花善」の鶏飯弁当を買うためだ。コーナーに行くと、、、なんと売り切れ! あーーーーー残念だとため息をつく。
改札を通って新幹線ホームに行く途中にある弁当コーナーを、期待もせずにちらっと見ると、、、
「あああああっあるじゃん鶏飯弁当!」
「あらよかったわねぇ、あと2つだけあるのよ。いつもなら売れちゃってる時間なんだけど」
ということで無事ゲット!
おそらく鶏肉の煮汁でご飯を炊いた、いわゆる鶏飯系の弁当ではこれが一番美味しいんじゃないだろうか。全国の鶏飯を食った訳じゃないが、そう思う。以前、このブログで紹介したときに、花善にお勤めの方からメールをいただいたことがある。使っている鶏は地鶏ではないものの、比内地鶏の血も入ったものだとおっしゃっていた記憶がある。煮て旨いスープが出てくる鶏の系列だ。その煮汁で炊いた鶏飯は旨いに決まっている。
もう一つ重要なのは、付け合わせが美味しいことだ。
練り物、漬け物類がきちんとした味のものを使用しているので、最後まで美味しく食べることができる。この完成度はすばらしい。崎陽軒のシューマイ弁当と並ぶ大・定番といえるだろう。
東北の駅弁は非常にグレードの高いものが多い。上越市のハイマートが販売する鱈飯弁当も秀逸だしね。しかしとにかく駅弁鶏飯の部はこの花善の鶏飯を推したい。
さーて
本日はこれから和歌山に行ってきます。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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