2008年2月 9日 from 食材
前の金柑のエントリと同じく、宮崎県の若手農業参入者である加藤さんのエノキダケ。
■加藤えのき
http://www.katoenoki.co.jp/index.html
ごらんの通り、市販品とは違って、菌床用のボトル一杯分のエノキをドンと一株まるごとパッケージで包んだものだ。ボリューム満点。
まだ食べていないから味についてはわからないけれども、かなりこだわった作り方をしているようだ。
キノコにこだわりなんてあるの?と思われるかもしれないが、キノコも野菜と共通しているのは、畜産におけるエサや野菜における肥料のように、培地(ばいち)に何を使うかで味が違う。あとは菌の品種に何を使うかということと、生育期間や栽培環境(温度・湿度)によって変わると考えていいだろう。
ちなみに菌床キノコでは、コーンコブという、飼料用コーンの芯を乾燥させ、粉砕したものが使われるケースが多い。それら原料コーンコブはもちろん諸外国から輸入される。その多くが遺伝子組み換え作物のコーンコブである。良心的な業者さんは非遺伝子組み換え作物のコーンコブを使うそうだが、おりからの穀物髙で、わざわざNonGMOにしなくても高値で売れるため、今後ますます非遺伝子組み換え作物は入手しにくくなってくる。菌床キノコもそういうところまで選んで買いたいものだが、どうなるだろうか。
ともかく
かえってこのエノキを食べてみたい。もう帰りま~す。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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