2008年1月15日 from 出張
二戸に着きました、のエントリで、駅前のそば居酒屋である「きんじ」にて、「トコロ」なるものを食べたということを書いた。そのときは、きっとユリ科植物のアマドコロの根茎かとおもったのだけど、全くの別物であることが判明した。
教えてくれたのは、二戸市浄法寺の役場の室長さんである。
「やまけんちゃん、これはね、ユリじゃなくてヤマノイモの仲間だよ。」
見せてくれた資料にはきちんと書いてある。つまりジネンジョなどの仲間なのだ。
「野老」と書いてトコロと読むらしい。青森から岩手県北まで、トコロを茹でたモノを食べる習慣があるという。帰ってきてからちょっと調べてみると、「有毒だ」と書いてあるのが多数(笑) けど、多くの人が食べているらしい。毒は毒でも、まあ許容範囲の毒なんだろうか。
でも僕にはこの苦みと美しい香りはかなり上等な食べ物に思えた。教えてくださった室長さんに感謝!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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