「週アスまつり」面白かった! ご来場いただいた皆様、ありがとうございました、、、

2007年11月26日 from イベント


週刊アスキーの10周年イベント「週アスまつり」が23日、秋葉原UDXにて開催された。
タイムスケジュールをよーくみると、僕のトークライブ(11:00~12:30)というのが、ステージでの一番最初の演目ではないか。なんだよ~ 客の入りが少なさそうな、一番きつそうな時間帯じゃん。まあいいか、とりあえず恥をかいてこようという気持ちで秋葉原に向かう。

UDXビルの9階控え室にて。スタッフが皆おおわらわで動いている。
しかしこのイベント、面白いなぁ、と思ったことが一つある。だいたいこの手のイベントでは、イベント企画会社がとりしきって、会場内の整理をしたり駆け回るのもイベント会社の派遣さんということが多い。けど、この週アスまつりに関して言えば、週アスの編集スタッフその人たちが走り回っているのである!ただでさえ、誌面に編集者の顔がバンバン出てくる異例の雑誌なのに、リアルイベントでもそれかよ!と突っ込みたくなるところだが、それがまた面白い。

その究極がこの風景である↓

総編集長であるF岡さんその人が、来場者に手渡すパンフ類を袋詰めしているのである(笑)

さてそろそろ時間だ。
会場に入り、ステージ脇の控え室に。人、入ってないだろうなぁ、、、と不安だったが、会場担当さんが「いやいや、結構座ってますよ!」と言ってくれる。11時になりアナウンスが入り、いよいよ登壇、、、お、満席とはいかないけど、結構みてくれてるなぁ。ありがたや、、、

連載「旅三昧」のトークライブということで、徹頭徹尾食べもののお話しということになる。こういう講演は実は初めてで、僕は通常、「日本の農業の現状と今後」とか「農業マーケティングとは何か」とか「農産物におけるトレーサビリティの今後の方向性」とかそんなことをお話ししている。だから逆にこんな「食い倒れについて自由奔放に話してください!」というのは戸惑ってしまう。ゆえに、前日(ていうか当日)の午前2時くらいまでパワーポイントのスライドをどうしよう、こうしようといじるハメになってしまった。

会場に足を運んでくださった人はお分かりの通りだが、結局、食い倒れ日記や連載「旅三昧」のバカ話だけではなく、日本の異常に低い食糧自給率のお話しや、これから日本人がどんな食を選択すべきなのか?などという話しを交えながら、旅三昧という連載で今後やっていきたいことをつらつらとお話ししたのであった。

途中、このイベントのために山形から上京し、朝7時から自慢の自家米でご飯を炊いて、おにぎり300個を炊き出してくれたまあどんな会の3人をステージにあげ、そして当日朝に岩手の二戸から出てきてくれた山長ミート&つぶっこまんま&杉澤ブラザーズにも上がって貰った。これまで「旅三昧」に出てもらった生産者を紹介することができて、一つ目的が達成できたのである。

「じゃ、まあどんな会のおにぎりを食べてください!」ということで講演終了。肩の荷が下りた~

まあどんな会の面々は講演終了後、直ちに着替えて、3時前に新幹線に乗るために出てしまったため、写真を撮るのを忘れてしまった!残念。彼女たちが握ってくれたおにぎり、一つしか僕の口に入らなかったが、ビックリするほど美味しいおにぎりだった!リーダーの洋子さん宅のコシヒカリだが、炊き加減も最高、モッチリした食感に、一塗りされたなんばんの粕漬けのビリッとした辛味(今年のなんばん粕漬けは例年よりさらに辛い!)が堪らない!

ちなみにおにぎりは、こんな面々によって配られていた。

この人達、週刊アスキー編集部の女性陣である、、、レアだぜ。
僕としてはS岩さんのメイド服姿を観ることが叶わなかったのが残念だ、、、

さてメインステージの次の演目は、なんとスマートフォン伝道師さん達が大集結してのトークライブだ。

携帯評論家という職業(?)の木暮祐一さんのコーディネートで開催された座談会だが、なんとここにW-ZERO3のエバンジェリストである伊藤浩一さん、WindowsMobile関連のウィザードであるkzou氏、屈指のウィルコムの情報サイトを運営するmemn0ck氏、そしてモバイル関連ジャーナリストである山田道夫さんが出ている!

実はこの方々とは、ウィルコムのW-ZERO3に関するガイドブックの座談会でご一緒させていただいたのである。

ウィルコム『W-ZERO3』ファイナルガイド (エンターブレインムック)ウィルコム『W-ZERO3』ファイナルガイド (エンターブレインムック)


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僕はW-ZERO3についてもウィザードでも何でもないので、超・みそっかす状態だったが、、、
この方々は、販売されているスマートフォンを片っ端から買って実際に使っている人たちばかりなのである。

前の方で「目線くれ~!」という光線を発してカメラを構えてたら、みんな気づいて笑ってくれたのでパチリ。

その後、ぶらぶらしていたら、なんと週アスの人気連載「だってサルなんだもん」のいしかわじゅん先生にお会いすることが出来た!

いしかわ先生は、東京の家以外に沖縄の那覇にも事務所を構えているひとである。いいなあ、いいなあと思っていたので「ウラヤマシイです!」と言ったら「いやぁ、沖縄もなかなか難しいところなんだよ」と、いろいろ沖縄の裏の裏の裏の話しをきかせてくれたのだった。

写真は、このイベント用にハンバーガーショップ「Asyl(アジール)」、 カレーの「アキバ海岸」によるギーク弁当。


肉が多すぎて、ちょっと食うのが苦しい、、、

15時、週アス祭りの一角で、あまりにも強力な香りが立ちこめ始めた!

山長ミートによる短角牛焼肉の”試食”である。
これ、販売ではない。この会場では販売ができないため、一口試食をしたわけである。

このブログではお馴染み、山長ミートの槻木専務と、、、

二戸市役所浄法寺支所の杉澤君が次から次へと焼いても、追いつかない程の人がコーナーに溢れる!

その横では、浄法寺周辺で収穫される野生のヤマブドウを醸造した赤ワイン、浄法寺ワインの試飲も行われた。浄法寺ワインは週アスの通販ページである「アスキー365」の部長でもあり、利き酒師の資格までとってしまった望月さんが来客に振る舞ったが、「みんなの喰付きが良すぎて、速攻で無くなった」そうである。

つぶっこまんまの安藤さんが持ってきてくれたへっちょこ団子は、この会場で調理が出来ないため、銀座にある岩手県のアンテナショップで加熱し、アキバに車で運んできたそうだ。

「煮詰まるとどろどろになっちゃうからと思って水分を多めにしたら、ちょっと薄めになっちゃったのよ~」
と残念がる安藤さんだったが、タカキビの団子の美味しさはみんなに伝わったようだ!

と、岩手コーナーも大盛況の内に終了。
よかった、、、

と、これで帰っても良かったのだけど、、、
僕にはこの日、最大に楽しみにしているコーナーが最後に用意されていたのだ。
それは、、、

僕が今、週アスで最も面白いと思っている「Web 0.2」というコーナーの面々が繰り広げる「オフ喜利」である。

「オフ喜利」
http://offgiri.jugem.jp/

「Web0.2」は、電車の中で読んでるとこらえきれず「ブフッ」と吹き出してしまう爆笑のコンテンツだ。
その、週アスでは見開きページでみるテキストとしての大喜利が、目の前でリアルタイムに繰り広げられる!

その席上、また面白いことが起こってしまった。
主要メンバーであるチョリ蔵さんが自己紹介の時に「ヤマケンさんの実物が居たので、サインを貰おうと思っていたら、帰ってしまった、、、」と言っている! いや帰ってないよ! サイン書くよ! と手を挙げて叫んだら、向こうもビックリしていた(笑)

このオフ喜利、僕は十二分に楽しめた。ていうかあんな極限状況で大喜利できる彼らはスゴイ!
なんのことやらわからない人は、ぜひ週アスを買って、Web0.2というページを開いて欲しい。

WEB0.2 頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?WEB0.2 頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?
オフ喜利


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会場内で即売していた「Web0.2」の書籍を買い、控え室にもどってオフ喜利メンバー全員のサインをいただく。チョリ蔵氏が、「僕の娘がニコーっと笑うと、ヤマケンさんそっくりなんですよ!」と言っていたのだけど、「そりゃリップサービスだろうな」と軽く受け止めていたら、帰りの電車で彼のページをみたら本当にそのエピソードが、しかも彼の肉筆による似顔絵付きで掲載されていたので大笑いしてしまった。

記念撮影。

写真中央に映っているのは、オフ喜利にゲストとして参加した「兄顔しずか」さんである。

兄顔ガールズ
http://www.anigao.com/pc/bio.html

なんかの冗談かと思ったが、きちんとご活躍されている宇宙人であった。アニ顔星という星からいらっしゃったこの方、無茶苦茶にナイスバディであった。この人が素顔になった、おっと違った、地球人に変装した顔をみることができなかったのがこの日最大の失点であった。

長い一日だったが、佳い一日だった、、、
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!