本日の山形顛末、カメラ忘れていったけど旨いそばに出会い、米について議論し、リンゴの作柄と秘伝枝豆をいただきました。

2007年9月28日 from 出張

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朝、いったん事務所に行ってスーツに着替え、東京駅から新幹線に乗る。
車窓から見える田んぼの風景があまりに美しく、写真を撮ろうと思ったら、、、カメラを事務所に置いてきちまった!なんてこったい、、、まあこういうことはよくあるのです。

牛肉どまんなか弁当を食いつつ山形駅に到着。会議まではまだ時間があるなぁ、と思い、いろいろと検索して、蕎麦でも食いに行こうと思ったわけだ。僕の心の琴線に触れて、なおかつ駅から歩いていけそうな店として、「日月庵」という店を発見。

再開発でホテルが林立している、山形駅西口から7分ほど歩く。Mapfan.comの地図を見間違えたか、みあたらない。強い日差しで汗を流しながら往生して、半ばあきらめて会議の会場となるホテル方面に歩いていたら、住宅街の中にヒソッと立つ店を発見!

看板には「新蕎麦入荷」と書いてある。入店し、辛み大根蕎麦とかき揚げ丼を頼む。
程なくして出てきた蕎麦は、うん、ざらつき感のあるテクスチャの手打ち蕎麦。何もつけずにすすり込む。まだ早生品種だからか、香りがブワッと立つほどではない。けど風味と舌触りは実にいい。この店、もっと時間をとってゆっくり来たいと思う。カメラも忘れちゃったしね、、、

さて
前にも書いた山形県の米新品種「山形97号」の戦略会議に出席。僕の隣には「吉兆」総料理長の徳岡さんが座る。ひえー 雑誌やテレビでみかける通りの人である。物腰は柔らかくバイタリティのある好漢という感じであられました。

さて終了後、ホテルのラウンジで、朝日町のリンゴ農家、鈴木くんと会う。
昨年におじゃました、あの超絶の密入りリンゴを生み出した鈴木君である。

■2006年11月28日
出た! 山形県朝日町・和合平の「蜜ばっかりフジりんご」 発売である。http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2006/11/post_938.html

「今年もぜひ密入りリンゴ販売、やりましょう!」

ということになったので、11月中旬を楽しみにしていてほしい。
ちなみに今年の作柄は、小玉傾向だけども、味はそのぶん凝縮されておいしいはずだ。
贈答用にはやたらと大玉が重宝されるけど、正直、大きい玉になればなるほど味はぼやける。
小玉~中玉の方が旨い実は多いと思うので、今年もその辺をねらっていきたい。

「やまけんさん、まだ早生品種の出始めですけど、持って帰ってください」

と、千秋、信濃スイート、津軽フジの三種をおみやげにもらった。

会議もお話も予想より早く終了したため、帰りの新幹線を一本繰り上げる。
山形97号の会議の後、山形県庁蕎麦打ち師匠の芳賀さんがずしりと重い包みを渡してくれる。

「一戸さんから、やまけんが好きな秘伝枝豆を言付かってきましたよ。しかも一部はもうゆでてますから、帰りの電車で食べてください」

やった!
ということで帰りの新幹線で、ひたすら豆をプチプチいただきました。
「秘伝」は山形で好まれている大豆品種で、緑豆であり、しかも香ばしい香りのする茶豆だ。
秘伝の枝豆、とてもおいしい、、、だだちゃ豆ほどの茶っぽさはないが、その分、清冽な印象の味と香りだ。

東京駅から、日本橋小舟町の事務所まで歩く。日銀の裏を通っていると、なんとファッション関連の雑誌撮影か、外国人モデルを路上で撮影している一群が!
遠目にしか見えなかったが、デジタルの中判カメラをMacBookにつないでリアルタイムで撮影画像を表示させている。フラッシュは大光量のが3灯くらい、しかもディフューザなしで直にモデルさんに当てている。スタッフだけで8人くらい、モデルちゃんのマネージャらしきヤサオトコ系白人男子も加えると大パーティである。

おおおおっこんなふうに撮影してるのかっ
と興奮を引きずってしまい、俺もカメラでなにか写したい~とムラムラしてきて、事務所についたら速攻でまたもや現実逃避(笑)
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リンゴのヘタはよく見ると色っぽい。
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リンゴを割った中身も、よく見るとすげー色っぽい、というか少しエッチに思うのは僕だけ?
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そしてこれが秘伝。
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ゆでたのは全部、車中で食べちゃったので、生の豆。
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やっぱりマクロレンズ、最高だ。

ということで
とりあえず天下分け目週間はまだ続く。
明日、ていうか本日は大分日帰り出張ですわい。
あー 10時間くらい寝たい。