2007年5月16日 from 出張
僕は海外旅行をそんなにするほうではなかった。お金無かったしね。
けど、大学時代の最後に、バンコクとサムイ島に20日間くらい滞在して、いままで俺はなんて損をしていたんだ!と後悔した。以来、チャンスがあればどこにでも行こうと思ったのだ。
今回はサラサムイというホテルに来ている。ほとんどの部屋がプールつきのプライベートヴィラになっている、ヨーロピアンの資本が入って開発されたサムイ島らしいプライバシーの守られた環境で、心地いい。
ホテルのメシは可もなく非もないということが多いのだけど、ここのタイフードはなかなかにイケル。
昨日の晩はレストランでヤム・ヌアとゲーン・キョウワーンなど食べたが、悪くなかった。
本日は曇り気味だったけど、とにかくビーチで本を読んだ。
「E-410ファンブック」
筒井康隆 「日本以外沈没」
足立紀尚 「牛丼を変えたコメ : 北海道「きらら397」の挑戦」
村上春樹 「ノルウェイの森」
E-410ファンブックはなかなかいいできだ。こういう本って、試作機を使って、商品が正式発売される前に作っているんだからあまり時間がないだろうに、E-410特有の機能を使っての撮影テクニックがけっこう書かれている。
村上春樹は嫁さんが買ってきたものだけど、読むのは実に高校生以来だ!
そうだよこの本が発売された瞬間、俺は高校生だった。同級生のクロサキが「読めよ」っていって貸してくれたのだった。羊をめぐる冒険とはまーったく違うタッチでビックリしたけど、ちょっとドキドキしながら読んだのであった。
ビーチでのんびりしつつブランチ。パッタイとパイナップルシェイク、マンゴーシェイク。
タイで旨いものと言えば、このパッタイと各種トロピカルフルーツのシェイクに限る!
シェイクはフレッシュフルーツとコンデンスミルク(タップリ)、そして氷でガーッとミキシングしたものだ。これがやけに旨い。フルーツが旨いから当たり前か。
今朝のブレックファストビュッフェでもよく熟したマンゴーがあったが、日本に輸入されるものと違って、完全に熟したものが並ぶのでまずいはずがない。ていうか味も香りも段違いの存在感で、溜まらなく旨い。
パイナップルも、日本で食べるのとは別物だ。
パッタイにはマナオーを絞ってナンプラーかけて、ぐっちゃぐっちゃにして食べる。でかい海老が5本も入ってて嬉しい。過去ログにもあるバンコクのパッタイの名店のとは全然違うけど、これはこれで旨い!
今日一日はホテルでノンアクティブに過ごします。ああ、GW中に働いていたときは「なにやってんだ俺」と思ったけど、、、やっぱりお休みは必要なり。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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