池袋「すずめや」のどら焼きは、後輩の汗と涙の結晶であった!

2007年4月23日 from 首都圏

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実はせんだってのウィルコムフォーラムの日、来場していた人から声を掛けられたのだ。

「やまけんさん、自由の森学園の卒業ですよね。私、生徒の父母なんです。今日の午前中は偶然、卒業生の和菓子屋さんに行ってきたんですが、やまけんさんの講演をこれから聴くって言ったら、これを渡してくれって言われまして、、、」

彼の口から出た名前は、僕が図書委員長(!)をやっていたときの後輩。
そして手渡されたのは、ふっくらと焼き上がって見るからに美味しそうな「すずめや」のどら焼きであった!

■すずめや
http://www.geocities.jp/dorayakisuzumeya/index.htm

家に帰って早速に新茶を入れていただく。
僕の事務所の近くには名店「うさぎや」があって、たまに買っていただくことがある。

このすずめやのどら焼き、皮の作りはバッチリ僕好み!
ふんわりしているが、焼きあげの際にできる生地の繊維というか流れが均質で、それが上質な歯触り、舌触りを感じさせる。

あんこは、芳醇な風味と甘さ。どちらかというと甘さをガツッと出している昔ながらの味。

「甘さが控えめで嬉しい」

とかいう人よりも、「甘くてホッとするあんこが食べたい」という人向きだろう。
もちろんよく煮込まれた小豆の風味はこれまた上等に感じる。

それにしても
僕が高校時代に中学生だった後輩がこんなに立派な和菓子を作って生計を立てている。時間というものを感じるのはこういうときだ。ネットで調べたらかなりファンが居るようで、そこここのブログで賞賛されている。

なんだか嬉しい。

ごちそうさま、全部キッチリいただきました。今度お店に足を運びます。