やたらと面白い人に出会った、、、 納豆学会 三井田さんのスペシャル大粒「愛国納豆」は旨い!

2007年4月10日 from 食材

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先日、とある仕事で三井田孝欧(みいだたかお)さんとご一緒した。最近であった人の中でピカイチに面白い人であった!

彼は高校時代から納豆の魅力にとりつかれ、納豆学会なる組織(実は学会ではなく、同好の集まりなのだが)を設立。その納豆への愛の深さはもの凄く、あらゆるものを納豆化しようとしているかのごとき姿勢が感動をソソル。


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■納豆学会
http://www.nattou.com/

しかし実は彼の正体は、新潟県柏崎市の市会議員であり、飲食業である(有)メシヤの社長なのであった。最近ほんとに政治関連の話題が身の回りに多い、、、ちなみに彼は今、選挙戦の真っ最中である。
再選することを記念しております。

なお、ぼくと話が合った最大のポイントは、、、格闘技好きということである!
しかし彼の場合は、僕のようになんちゃって柔道&なんちゃってプロレス愛好会とはレベルが違う。柔道部主将~空手、キック、黎明期のシューティング、骨法、アマチュアリングス出場といった、凄まじい経歴を持つ男なのである。詳しくは納豆学会のWebの左側最下段にある自己紹介ページをご覧いただきたい。

とにかく普通の会話のはしばしに、

「おいお前、やれるのか?本当にやれるのか?」

とか

「最初から負けることを考えて戦うヤツがいるか、バカヤロー」

など
プロレスマニア(特に新日派)には堪らないキーフレーズが飛び出しまくりだったのである。
イヤーこんな人は初めてだ。
で、格闘技話で盛り上がった別れ際、

「じゃあ僕が作っている超・こだわりの愛国納豆っていうのを送りますよ。大豆は北海道の大粒品種、大袖振大豆。これに、クチナシ色素で色をつけた和辛子、そして醤油は旨みたっぷりの伊勢醤油ですよ。」

と言っていただいた。
律儀なことに2日後、彼から愛国納豆計20パックあまりが届いたのである。
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この愛国納豆、1パックが110円という高額商品である。しかし、納豆が3パック100円で買えてしまう方が、よく考えてみたら変だ。国産の大豆で丁寧に作り、付け合わせの芥子とタレにもきちんとしたものを使ったら、一パック100円は当たり前だな、と思う。
これが芥子と伊勢醤油だ。
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よく納豆愛好家の間で買わされる激論テーマが、醤油を使うかだし醤油を使うか、というものだ。
出汁が入った醤油を使うのは邪道だ、とかそういう類の話である。僕の場合は単純で、きちんと味のする納豆には醤油のみでよくて、旨みの浅い納豆の場合にはだし醤油で旨さを添加しないと食えたもんじゃない。北海道富良野市の富士食品の納豆であれば醤油でよいのである。また、納豆の個性におうじて、濃厚な再仕込み醤油を使ったりもする。
で、この愛国納豆に着いてきた伊勢醤油はたしかに濃厚。これ、再仕込み醤油かな。
実に旨みが強く納得の味である。

それにしてもこの大粒な大袖振大豆に、見事に納豆菌が廻っている。みよ、この立派な糸引きぶりを!
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納豆は、のどごしを味わうのであれば小粒の大豆のものが旨いが、豆の味を味わうならば断然大粒大豆が旨い。この愛国納豆は、きっちり廻った納豆菌の糸によってのどごしもよく、そして大袖振大豆の旨みたっぷりな加減も最高な、うまく両立した納豆である。あっぱれである!

これに伊勢醤油と芥子を足して混ぜた後、糸を少し落ち着かせて白飯にかけていただく。
至福の時である、、、

いやー 旨かった!
三井田さん、ごちそうさまでした!
心から市議再選を祈っております、、、