2007年2月28日 from 出張
さて盛岡の夜が開けて、本日は陸前高田へと向かう。僕は岩手の地理にあまり詳しくないのだが、陸前高田は非常に遠い!
「まあのんびりいきましょう。その前に、いい朝飯くってきましょう!」
といって連れて行ってくれたのが、、、
なにやら店内に行列のできている「福田パン」というパン屋さんである。
なんの変哲もない町のパン屋さんという風情だが、、、
「ここはですね、ベースとなる大型のコッペパンみたいなのがあって、それにお好みの具を挟んでくれるというものなんです。あんこバターとかジャムとかいろいろありますけど、野菜たっぷりに照り焼きチキンなんてのもあるんですよ!」
おおおおおおおおおおおお
ちょっとソソルではないか!店内にはいると、朝早いのに家族連れで賑わっている。
この写真の、上にある長い品書きに注目。ここのパンを全種制覇するにはかなり通わないと行けなさそうだ。
そしてこれがくだんのおかずパンである!
オリジナル野菜サンドに様々なトッピングを選ぶことができる。
これをみていて、数年前に現アルキメーデの重シェフと遊びに行ったイタリア・シチリアのパニーニ屋台を思い出してしまった。まさにああいう形式なのだ。
みよ、この膨大なフィリング類を!
クリームやあんこ、ジャム、バターなど、全部つけてほしい!
「ジャムバター」
とかそういう注文を受けたお母さんが、これをせっせとパンに塗ってくれる。
ぼくは、オリジナル野菜サンドにコンビーフというものと、照り焼きチキンというのを頼んだ。
なんとこれで一つ300円強だ。ファーストフードのチェーンにいくのがばからしくなる。
かなりの大きさがあって、野菜もたっぷりと挟み込まれている。
がぶりとかみつくと、もう具が一杯である!水増し一切無し!
各種野菜に照り焼きチキンやコンビーフの旨さが重なり合って、非常にいける!
パンはトーストしていないものだが、適度にふんわり、余分な味のついていないストレートなものだ。
「うちも週末の朝は嫁さん感謝デーで、福田パンで食事です。子供達も大好きなんですよ。こういうのを食べてると、ハンバーガーチェーンがなんで賑わうのか不思議です」
本当に不思議だ!
福田パンさん、ぜひ東京に進出していただきたいのですが、、、
しかしこのパンを1つ半食べるとさすがに腹にたまる。残りは夜のためにとっておいたのである。
「じゃあ、陸前高田までいきますよ!」
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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