2006年12月31日 from 日常つれづれ
いやー 本当に早く過ぎる一年でした。
人生、本当に一年一年と過ぎるスピードが速くなっていくのはなんでなのでしょうか。ほんっとに今年は早かった。
2006年の1月のエントリからさくっと読んでいくと、そうそう、2月にアスキーから「やまけんの出張食い倒れ日記東京編」が発売されたのでした。そのために年末年始もずっと原稿を書いていた、、、
んで、フジテレビの「スタメン」の人物コーナーで採りあげられて、サーバがパンクしそうだったのでした。
2月、3月にはかのカレー事件が発生しました。大変だった、、、
4月には兄弟分の工藤ちゃんの店「井のなか」がオープン。先日、忘年会に出かけたら、この井のなかの開店に多大なる貢献をしたイタバシ師匠が「まさかここまでスゴイ店になるとは、、、」と仰っていた。よかったです。
6月、新潟県長岡市のイタリアンの元祖「フレンド」に遭遇。今年一番気に入った郷土食かもしれません。
7月、シチリアに一緒に遊びに行った重ことキーコシェフが独立、「アルキメーデ」を神泉に開店。
8月、僕の母校である自由の森学園の食堂の食事を紹介したところ、かなりの反響をいただきました。
10月、食い倒れオフ会in富士宮を開催!200名を超す大きな宴になりました。
11月、12月は出張がむちゃくちゃ多かったので、エントリを各時間がなかった、、、
本当にいろいろありました。今年はそれにしても更新頻度がちょっと下がり目になってしまった年でした。
おかげさまで、2004年の独立以来、仕事も順調にいただくことができ、今年は本当に繁忙な一年でした。ありがたいことです。人材募集もしましたが、現在数人の方に来て貰って、仕事の負荷を分散しているところです。ふと思い出すと仕事のことしか思い出にない。これは佳くない!来年は、仕事だけではなく人とのつながりの思い出をもっと創り出せるように頑張りたいと思います。
でもって
師走、今年も仲良くしたみんなと一緒に過ごす。
「アルキメーデ」の重一家と、吉祥寺の焼き肉「李朝園」にて焼き肉を食いまくり。
やっぱりここの肉はプライスパフォーマンスが高い!
肉・テグタン・冷麺で腹一杯になったところで、阿佐ヶ谷のトルコ料理「イズミル」へ移動。
実はこのイズミル、この12月をもって女将のエリフとシェフのスレイマンの店に正式になった。おめでとう、エリフ! スレイマンとエリフは今日からトルコに買い付けも兼ねて1月中旬まで帰国中だ。
この店、本当に「トルコ料理ってこんなに旨いの?」ということを知らしめてくれる店だ。高円寺にドネルケバブサンドの店も開いたということで、これから快進撃を続けていって欲しい。
さて阿佐ヶ谷といえば「阿佐ヶ谷バードランド」。ちょうど北千住バードコートの野島さんから「今阿佐ヶ谷につきましたよ~」と、いい感じに酔っぱらった声で連絡あり(笑)
行ってみたら、肉焼き界の大重鎮である和田さんもご一緒である!ひえええ
乾杯のビールは、「アウグスビール バードランドバージョン」。綺麗な酵母の香りが鼻を抜ける、旨いビールだ!
※間違えて「バードコートバージョン」と書いていましたが、「バードランドバージョン」です! バードランド和田さん、大変に失礼いたしました!
阿佐ヶ谷バードランドは、天才・和田さんの元で修行をした茅野(ちの)さんが、もともとバードランドが銀座に移転する前にあった場所に出店。
茅野さんの技をじーっと見せていただいた。これは、バードコートから持ち込まれた千住葱。
炭を整えて、火力をならす。
この時に訊いたのだけど、この、炭火を熾す焼き台も色んなモデルがあるそうだ!もちろんバードコートグループむけにカスタマイズされたものばかり。共通するのは通常品よりも高さがあるものということ。炭を多量に入れられるので、火力の安定した時間がより長く続くのだ。
バードコートの野島さんが見守る中、茅野さんが串を焼く。
この日感動したのは、つくねだ。
現在、北千住バードコートでは、ひとかたまりに成形したつくねを、タレで供している。
この日、阿佐ヶ谷バードランドで出してくれたのは現バードランドのバージョン。
※ここも記述間違えていました。バードコートのバージョンが古いバージョンで、和田さんがバードランドで出しておられる現バージョンが最新のつくねのあり方です。失礼いたしました、、、ちなみに どっちも美味しいです。
塩味で、しかも3つの団子になっているものだ。どちらも旨いが、バードランドバージョンだと、より奥久慈シャモの端麗な旨みをじっくり味わうことができる。
若手のジョウコウさんが焼いていると、野島さんの指導が飛ぶ。
「あーあー 焼きすぎだよ。」
「塩を振るときは、串を動かすんだよ!」
等、金言がちりばめられていた!
今年はバードコートにおじゃますることがあまりなかった。うーん3回くらいしか行ってないかな。いかんいかん!野島さんに紹介していただいた店は一流店ばかりだ。ぜひ来年もいろいろ教えていただきたいと思っているのである。
そして、、、
肉焼き名人・和田さんに、素晴らしいお話しを一杯賜った。
野菜のこと、肉のこと、さまざまなことを教えていただいた。
後ろを見ると、みなカウンターに突っ伏して寝ていた、、、
さてあと数時間で年越しだ。
今年の年越しは、銀座「流石」で蕎麦をいただきながら迎える。
お読みいただいた皆さん、来年もどうかよろしくお願いします。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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