とうとう松下さんのケーキが世の中にお目見えする!

2006年10月30日 from 出張


僕はあまりケーキとかを買って家で食べる人間ではなくてどちらかといえば辛党。でも、甘いものも嫌いなわけでは全然なくて、それなりにシュークリームとかエクレアとかをついつい買い食いしてしまったりする。あまり生クリームは好きじゃなくて、卵とバニラ風味の強いカスタード好き。ということで洋菓子についてはけっこう音痴の部類に入るだろう。

しかし、例外的に昔からフルーツと洋酒たっぷりのパウンドケーキには目がない。できたてを食べるよりも少し置いて熟成させたほうがより深い味わいになるフルーツケーキを、惜しみながら薄めに切り付け、じわじわと食べていくあの快楽。ああ、よだれが出る。

そんなパウンドケーキの超・名手が京都にいる。松下さんというその女性との出会いは、京都の一乗寺にある焼肉店「いちなん」との出会いとオーバーラップする。その出会いについては、このエントリを読んでいただければ概略お分かりいただけるだろう。ただし下記エントリ、焼き肉が食べたくてしょうがなくなるので要注意である。

■焼き肉「いちなん」のエントリ
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/06/post_557.html

この松下さん、関西のごく一部に存在を知られているのだけれども、知ってる人たちからは絶大な信頼を得ているお菓子上手なのだ。で、この松下さんが、とうとう洋菓子類の販売を始めたと言うことなのだ!

「趣味だから、お金はいただかないんですよ」

とずっと仰って、身内やごくごく親しい人にだけ菓子を作ってきた松下さんが、とうとうお金をいただいて世の中に対して洋菓子を焼こうというお気持ちになったと言うことである。ネット販売も勧めているのだけれども、その前にまずは実店舗においてもらえることになったとのこと。とにかくめでたい!

やまけんさん、お元気の事と思います。

ケーキを「ネット通販」始める前に、「いちなん」と自宅近くの「雑貨屋さん」での販売を始めました。
「フルーツケーキ」と「マロンドショコラ」と「ライムのパウンド」と「ブチギャレット」と「フイナンシェ」などをお送りしますので食べてくださいね。

送られてきたケーキ群の総量をみて思わず声が漏れた。食いきれねぇ、、、

このようにラッピングも綺麗に仕上げるのが松下流だ。ケーキ類だけではなく、小さな焼き菓子も焼いている。とくにフィナンシェは絶品。この写真は仕上げに失敗して、なんかちょっと堅めの画像になってしまった。実際はもっとふんわりしたテクスチャの、可愛い菓子達だ。

そして、ぜひ一本買いをして寝かせて欲しい、フルーツケーキ。

我が家ではもう1/2になってしまった。ここからは配給制にしてちびちび食べるのである(笑)

「いちなん」は先の過去エントリを観ていただくとして、雑貨屋さんの場所は下記のとおりだ。雑貨屋さんの名前はよくわかりません(ごめんなさい)。

大阪府交野市天野ヶ原町2-14-16
072-892-6871

お近くに住んでおられる方、おやつに買ってみてくださいな。
松下さん、ネット販売始めたら連絡くださいね。

追記:
、、、とはいっても、やっぱり一番お奨めなのは、「いちなん」で焼き肉をガンガン食ってから、松下さんのお菓子を買って帰るというコースだろうか。考えてみるとそれが一番楽しいかも知れない。だって「いちなん」うまいもん。

■ナムル盛り合わせ。 韓国カボチャ(ズッキーニみたい)のナムルが激烈に旨い!

■肉盛り合わせ 皮付き蒸し豚に内臓類を唐辛子酢味噌を塗りたくって食べる。

■牛ロース塩焼き

■超新鮮ホルモン。とろけるような味の味噌だれが堪らない、、、

■そして塩ユッケをご飯に載せてフィニッシュ。

しかし満腹のおなかに上質な松下さんのお菓子をデザートにするのはちともったいないかも。家に持ち帰って、心ゆくまで味わおう。という、追記でした。