2006年9月25日 from 首都圏
9月23日、小池君と、お相手の麻美ちゃんの結婚式である。場所は東京の丸ビルの高層階!こんなに見晴らしのいい結婚式会場もそうないだろう。
式の15分くらい前から、だんだんと人が集まってきた。お馴染み、東京バルバリのスタッフの面々もエスカレータを降りてくる。この日の一つの焦点は、いつも東京バルバリ1Fでボルサリーノ帽をかぶって仕事をしているテッペイが、果たして結婚式も帽子をかぶってくるかどうかということだったのだが、、、
あっさりとかぶってきたのであった!
スタッフは、この写真先頭の池田君、テッペイ、その後ろにいるのが、イケメンだけど仕事開始時間に間に合うように起きることができないリュウイチ。そしてオーナーである小林さんの4名だ。
テッペイと池田君がいつもかけていないめがねをかけている。あれ?と思ったら、
「いや、二人ともダテめがねです。頭良さそうにみせたいんで」
ということであった、、、
結婚式は人前式形式で執り行われた。写真を撮るために席を立ってふと後ろをみると、、、
そこに白い蝶野が居た!
し、白タキシードかよ!いったいなんの職業の人かわからないじゃないか!
迫力満点の入場をする小池君だったのである。
この白いタキシードについては嫁さんとこんなやりとりがあったそうだ。
「俊ちゃん(小池君のこと)、もう秋だし、茶色のタキシードとかがいいんじゃない?」
「いんや、おいはぜーんぶ白がよかと!」 (←彼はプライベートでは佐賀弁らしい)
そして試着をした時、にやっとして彼はこうつぶやいたそうだ、、、
「ふふっ 矢沢や、、、」
知らなかった。矢沢ファンだったのか、、、
それとは好対照に笑顔のまぶしい麻美ちゃん。お似合いの二人だ。本当によかった、おめでとう!
さて披露宴は、丸ビル36Fにあるレストラン「モナリザ」である。日本のフレンチシーンではあまりにも有名な先達、河野シェフの名店だ。
「河野さんの店は、僕の後輩も修行してたんですけど、とにかく厳しい。レベルがあまりにも高すぎるんですよ。でも河野さんのお店で通用した人間はどこに行っても大丈夫と言われるくらいなんです」
と小池君が言っていた店だ。
今回は前日まで小池君が「お願いしますねー」と店に挨拶にいっていたらしく、料理の内容も期待してほしいということだった。なにせ50人以上の人数に一度にサーブをするのだから、そこでどれくらいの味が期待できるのか、そこが楽しみ。
ちなみにこの日のウェルカムボードやメニューのデザインと出力はすべて東京バルバリの池田君の手によるものだ。
実は東京バルバリのスタッフの多くは、飲食業出身ではない。草門去来荘のエントリで書いたように、オーナーの小林さんはいまも現役の店舗デザイナーである。そして池田君はそもそも、そのデザイン会社の社員として雇用された人間なのだが、人材不足ということもあって東京バルバリに回されてしまっているという、そういう状況なのである!(笑) そういうわけなので、ウェルカムボードやメニューは池田君の手によるものです。あっぱれ!
さて料理だが、さすがにすばらしい内容だった!
3人くらいできてコースとして食べるのと全く同じと思える、高レベルで安定した味の料理ばかりだった!
■アミューズブーシュ ツブ貝のジュレ寄せの上にカボチャのムース
■蟹のフランとフカヒレのあんかけ風ロワイヤル
■ホタテのロースト マリニエールソース
■金目鯛と手長海老のブイヤベース
■宮崎産牛フィレ肉のグリエ 季節のキノコ仕立て
これにデザート二種。結婚披露宴の食事で食べられるものとして極上レベルといっていいだろう。
というか、フレンチ界の大御所であられる河野シェフの料理について僕ごときがとやかく言っても意味がない。この日は河野シェフご当人が腕をふるっておられ、そしてなんとウェディングケーキはシェフご自身が運んできてくださっていた。
小池君にもいつか、こんなすばらしい店を創っていただきたいと心から思う。
暖かい雰囲気の披露宴の後、銀座ZSTにて二次会。ここでもどんなかっこ?というミズ玉シャツ。
まさに番長の風格である。
しかしビックリしたのは、佐賀県から大量上京を果たした小池君のご親族、女性陣がみなすばらしい美人ばっかりなのである!ビックリしました。今度ぜひ佐賀県食い倒れを企画したいと切に思いました。
小池君とにかくおめでとう、これからもすばらしい料理を産み出してください。けど、お互い食べ過ぎないよう、身体には気をつけるようにしましょう。末永くお付き合いください。
ちなみに10月22日の静岡・富士宮オフ会には東京バルバリ組、一挙参加である。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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