2006年6月19日 from 日常つれづれ
2003年7月から書き始めて3年弱、このブログのエントリ数が1000件となりました。7月までのエントリ数20件くらいは書けると思うので、一年で340エントリくらいのペースになるのでしょうか。よくもまあ、書いたものです。ここまでおつきあいいただいた皆様、どうもありがとうございます。そして今後もよろしくお願い致します。
昔からの読者さんはよくご存じの通り、このブログはもともと出張先から勝手に友人に送りつけていたメルマガがベースになっています。それをWeb化しろという声があり、試しにMovableTypeでやってみたのが、そのまま続くようになってしまった。そんなふうになし崩し的に作られてきたのがこの食い倒れ日記です。だから僕は、今もって「ブロガー」と呼ばれることに違和感を感じます。自分としては単に食い倒れ日記というWebをやっているというだけのことだからです。最初の内は、トラックバックという機能を理解できず、せっかくトラバしてくれた人がいたのに「なんだこりゃ!」といって削除してしまっていたものです。大変に失礼致しました、、、
ここに至るまで色んなことがありました。
食べるということをベースにするだけで、なんというめくるめく体験かと記憶の波に揉まれてしまうほど、色んな料理や人たちとの出会いがありました。そして、オフ会も含め、様々なイベントをできたのは、ひとえに読んで頂いている皆さんのおかげです。
もちろんマイナスのことも多々ありました。写真についてお叱りをいただいたり、最近ではカレーの件でご迷惑もかけてしまいました。学んで、二度と同じことを繰り返さないようにするしかないと思っています。
さて、
農業関連の本の執筆や事件のおかげであまりアクティブに動けませんでしたが、10月中にオフ会を開催することになる可能性が高くなってきました。とある市の市長さんが私のブログをお読み頂いているそうで、「うちの市でオフ会を!」とおっしゃっているそうです。そこは、本ブログで採り上げたことのある食材の産地であり、またすっごいコアでディープなローカルフードを名物とするところです。
ヒントは「焼きそば」。
関心のある方、10月22日(日)のスケジュールは空けておいて頂ければと思います。
改めてこのブログについて、最近読み始めた方もいらっしゃるとおもうので書いておきたいと思います。
本ブログは、美食を追求するものではありません。私が地方出張や在京時に「佳いなぁ」と思ったものを掲載する。それだけのものです。その「佳い」の基準の説明はなかなか難しいものがありますが「美味しさ」だけではないということが言えると思います。美味しいだけが「佳い」ではないと思うからです。
では何が佳いのか。それは、私が書くエントリをみてご判断いただければと思います。
本ブログは徹底してやまけん個人の主観に基づいて書くものですから、お気に召さなかったり、意見の違う方がいて当然です。お腹立ちの方、申し訳ありません。何かあればメールアドレスを表記していますのでご連絡いただければと思います。正しくないことがあれば修正いたします。ただし単なる主観でご連絡頂いた場合には必ずしも返事をお返しできないこともありますのでご了承くださいね。
さてここでお知らせです。
3月頃から悶え苦しみながら書いていた農産物の本が出版されました。本日、大型書店を中心に配本されていると思います。
実践農産物トレーサビリティ (2) | |
山本 謙治 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
ご覧になっておわかりの通り、農産物のトレーサビリティについての本の続刊です。
2003年4月に書いた「実践 農産物トレーサビリティ」から3年経っていろいろな環境が変わりましたので、そろそろトレーサビリティという問題を超えていきましょう、という内容の本を書きました。
一般書という位置づけではないので、農産物の生産や流通、今後の食料事情にご関心のある方は手に取って頂ければ幸いです。
ちなみにこの本のサポートブログを立ち上げました。
が、基本的にはお買い求めいただいた読者さん向けの内容にしたいので、当面はリンクはつけません。実はこの表紙のQRコードを読むとサポートブログにリンクするのですが、、、お手持ちの携帯で読めますかね?
というお知らせでした。
さてさて それでは今日また生きるぞ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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