2006年3月22日 from 食材
そういえば書くのを忘れていたのだけれども、軽井沢高原ビールの方とお会いして、少し濃い関係性を作ることになった。軽井沢高原ビールというと分かりにくいかも知れないが、ビール好きの人なら「ヨナヨナエール」という、実にフルーティかつ深みのあるボディの太いビールをご存じだろう。これを出しているのが軽井沢にある同ブルワリーなのだ。
いきさつはこうだ。
過去このブログで紹介した、京都にあるこだわり焼き肉屋&超絶品くんせい工房「いちなん」の孫さんの店にヨナヨナエールが置いてあった。
「いやぼくこれ大好きなんですよ!」
と喜んでいたら、なんと孫さんがこのブルワリーの営業の人に「ヤマケンって人にサンプル送った方がいいよ!」と連絡をしたらしいのだ。軽井沢高原ビールの営業の方がそれをきいて、訳が分からぬママにぼくにドーンとフルラインナップのサンプルを送って下さったというわけだ。
で、もちろん美味しくいただいたわけだが、その際に初めて知ってビックリしたことがある。上の写真にもう一つ載っている「オーガニックビール燦々」という缶がある。このビール、非常に美味しくて(ヨナヨナより少しライトな感じだ)好きだったのだが、これも同じ会社で作っているとは知らなかった!ということでダブルで感動してしまったのだ。
その二本以外にもいろんなテイストのビールがあって、どれも美味しかった。
感謝の連絡をすると、営業の采女(うねめ)さんが東京に来る時に立ち寄って下さった。その際に、なんとまだ東京圏では未発売だった「東京ブラック」という黒ビールを持参して下さったのだが、これが実に秀逸。その足で京橋のぼんぼりに連れて行って、小池シェフに味見をしてもらうと、
「これ、うちで使わせて下さい」
と即決。以来、ぼんぼり京橋店ではヨナヨナエールとこの限定東京ブラックが飲めるのである。そして小池シェフの傑作ドルチェ「ブラックビールのソルベ」が生まれたわけだ。
東京版食い倒れ日記にはT.Y.ハーバーという、天王洲のブルワリーを掲載させてもらったのだが、今年はどこかのタイミングをみはからって軽井沢に、このブルワリーを尋ねてみたいと思う。
その他にも、こないだサントリーウイスキーの広報の方と仲良くなったりしたので、山崎とか白州の上流所にも遊びに行きたいと思う。あと、、、もしかしたら、海外にも行けるかも知れない。某ビールなのですが、、、これは実現するかなぁ。したらおおごとだなぁ。
と、夢ばかりふくらむが、これは現実逃避なのであった。仕事をさぼってこのエントリ書きました。仕事に戻ります、ハイ。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。