2005年11月11日 from 首都圏
さあ、いよいよ本日11月11日の午後5時より、東京駅丸の内南口から歩いてすぐのところにできた東京ビルディングの地下一階に、インデアンカレー東京店がオープンする!
そしてそれと共にもう一つビッグニュースがある。
それを僕からご案内できることに、至上の喜びを感じる。
インデアンカレーのWebができました。
実は恥ずかしながら、私がプロデュースさせていただきました。
■インデアンカレー
http://www.indiancurry.jp/
インデアンカレーという、誇り高い、そして決して自分から前に出て宣伝しようとしない会社が、東京店の出店に際して、色々と熟考したうえで上でWebを作ろうと決意した。そして、、、
「やまけんさん、作って頂けますか?」
と声をかけてくれたのだ!
一も二もない。お願いですからやらせてください!
ということで、実はこの2.5ヶ月間、このWeb構築のためにかなりの時間を費やしてきた。
しかし、
Webをご覧いただくとおわかりと思うが、実にシンプルな構成になっている。
トップページにはインデアンカレーのストーリー、そして各店舗の所在情報と、メニューが記載されているだけだ。
最初に僕が「こういうのやこんなの、こーんなことを盛り込みましょうよ!」という提案をしたとき、静かにこう言われたのだ。
「うちは本当に、最低限の情報だけでいいんです。」
なるほど、、、
それもまたインデアンらしさである。
しかしそうおっしゃるインデアンさんに、僕からどうしてもこうしても、実現したいとお願いしたことがある。それは、各店の店長さんがカレールーをかける、いわゆる「シャコッ」の瞬間のショットを載せましょう!ということである!インデアンさん側で大熟考の上、この案は受け入れて頂けた。そしてこのWebには各店長の華麗なレードルフィニッシュシーンが、掲載されているのだ!
数日間のロケで、僕はインデアン全店の店長のカレーがけを観ることが出来た。ぼくはこの一人一人全くフォームや腕の角度、レードルの握り方が違う皆さんの写真をみるだけで胸が熱くなる。彼らがこれまでのインデアン人生の中で数万回反復してきた動作、その重みが、各人のフォームに凝縮されているのだ。誰一人として、同じフォームがないのがおわかりになるだろう。
実にシンプルなWebだが、インデアンマニアには「あ、この部分はインデアンのあれに由来してるな、、、」というのがわかるような作りになっている。ご覧いただければ幸いである。
ちなみに、このWebはもちろん僕一人で作成したわけではない。
インデアンの各店に入ったことがある人なら、あの一本筋の通った、強烈な美意識を感じるだろう。一体いくらかかったの?といいたくなる大理石のカウンターや、印象的なインデアンロゴの使い方。これをWebに表現する以上、きちんとしたデザイナーさんにお願いしなければいけない。だから、Web制作会社に丸投げという道はとらなかった。
デザイナーは、超有名企業の広告デザインを多数てがけてきたWADAさん。
そして、全メニューを美味しそうに、そして各店長のレードルフィニッシュシーンをビシッと写真に収めて頂くため、某週刊誌で料理写真をとり続けてきたYAGISAWAさん。
そしてWebへの実装は、某Web制作会社に勤務しながら「この仕事はタダでもいいからやらせてください!」と参加を直訴してくれたUEDA君。
最強の布陣だった、、、
先日社長から「満足です」というお言葉をいただいて、ようやく大きい肩の荷が下りた思いだ。
そして、本日17時からオープンする東京店の店長が誰だろうか、それはWebを観て頂きたい。
このブログの過去ログを観て頂いている人であれば、この人を東京店長として迎えることに僕がどれだけ狂喜乱舞していることか、わかって頂けると思う。
もう、言うことはない。
ビバ! インデアン!
この週末は、ぜひインデアンに集い、カレーを食べよう。
今日、私はカレーを食べに行きます。
明日も私は、カレーを食べに行きます。
日曜日は静岡でオフ会なので無理なのですが
月曜日、またもや私は食べに行くつもりです。
インデアンファンの同士の皆さん、ぜひ喜びを分かち合いましょう。声をかけて下さいね。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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