2005年8月 1日 from 首都圏
ちょっとだけ閑話休題。
琉球料理の正統伝承者である山本彩香さんが、新宿伊勢丹の沖縄物産展にいらっしゃっている。本日月曜日の18時で終了するそうなので、まだ行ってない人はぜひ遊びに行ってみるベシだ。
出張週間でフラフラになりながらの土曜日に顔を出してみると、まずこの6Fの盛況ぶりはものすごかった。ブースを探すのも難儀するほどのひといきれだ。「とうふよう」をキーワードになんとか彩香さんのブースを発見すると、彩香さんご本人と、沖縄の店でも彩香さんの片腕として采配をしている早苗さん、そして彩香さんのご親族の皆さんが一緒に店に立っている。
「あらぁ!この子達、やっと来た!」
と彩香さん、会うなり裏の楽屋(?)に引き入れてくれた。
「今回はねぇ、お店を休んで私が来てるのよぉ!やっぱりね、年に一回か二回しかないことなんだから、主が来ないとよくないでしょ?だからあたしもきたのよ!」
そりゃそうだよな、彩香さんと早苗さんが来たら店はお休みするしかないだろうな。しかし大サービスだよな、、、彩香さんの顔を見られた人、幸せでしたね。
さてブースでは、スペシャルな彩香さんのとうふようを試食できるようになっている。豆腐ようを潰してペースト状にしたのを、クラッカーに載せて食べさせてもらえるのだ。一緒に行った漬け物屋さんの石川さんも「これは旨い!」とビックリしていた。
しかしあれだな、とうふようも最高なのだが、今度はぜひ「どぅるわかしー」などの料理を食べたいと思ってしまう。どうやら数ヶ月後にまたイベントで上京するかもしれないということだが、その時はぜひ、そのイベント側も趣向を凝らして頂きたいなと思うのである。
ちなみに今回の豆腐よう、壺のような容器にたっぷり入って2700円だ。味が実に深く濃いので、ひとかけらの豆腐ようで一晩はハッピーになれる。最終日、ぜひ足を運んで頂きたい。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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