2005年7月 4日 from 食材
先週に書いた、新潟県長岡市のJINから届いた長岡巾着茄子、毎日食べているのだけど、めちゃくちゃ旨い!
料理法も何もなく、ただ蒸し器で盛大に蒸すだけだ。10分ほどで竹串がスッと通るくらいになるので、引き上げる。
JINは「冷やしたのが好きです」というのだが、暖かいままでも美味しいな。また、皮付きのまま蒸かすのと、皮を剥いて蒸かすのでは確かに味が違う。皮付きのままだと少しワイルドさが残るのだ。
しばらく発泡スチロール箱の中に置いておいたので種が目立つけど、ほぼ1週間保ってしまった。非常に果肉が密だからだろう。通常の長ナスではこうはならない。優秀である。
これに、二宮清純さんと堀江君と一緒にいった愛媛ツアーで出会った梶田商店の再仕込み醤油をつけて食べると、もう言うことナシである。巾着茄子の淡い風味と香りに、醤油のアミノ酸タップリの旨味と香りが合わさる。トロッととろける果肉から茄子の甘みが染み出る。
んー
蒸かし茄子という食べ方は実はいままでやったことがなかったが、完全にはまった!
JINにまた送ってもらうことにしようと思う。こういう茄子が全国にまだまだあると思うと、探索意欲にかられてしまうな。
今月中旬~下旬が巾着茄子の季節だそうだ。
京大の大石に頼んで、同じ時期に賀茂茄子少しおくってもらい、そして長島農園の米茄子も送ってもらって、3つの茄子のテイスティングをしようかな、と思ってみたりした。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
本サイトの著作権はやまけんが保持します。出版物・放送等に掲載される場合はご連絡を下さい。トラックバックはご自由に。