2004年11月27日 from 日常つれづれ
六本木ヒルズのレジデンスに住む堀江さんの家に行った。僕のblogの右側サイドバー(こっちね→)のお天気情報を提供している気象ロボット「ウェザーバケット」を堀江家のベランダに設置するためである。
「いいっすね、六本木の住民がこれをみると天気がわかるからね(笑)」
このためにわざわざ常時接続用の気象情報サーバ用のPCを会社からもってきてもらい、出動。ヒルズからレジデンスに入ると、一気に空間が変わる。エレベータで遙か上に登り、寝ぼけまなこの堀江君に出迎えてもらう。
バケットの設置は1時間程度で終了。富士山が見える眺望のベランダに、ウェザーバケットが設置されたのである!
ソフトウェアの設定にあれやこれやと手間どうが、さすがIT系企業のトップで、どんどん設定を進めていく。2時間くらいで動作確認。記念写真を西村さんに撮影してもらう。
この画像みて気づいたのだけど、最近忙しすぎてトレーニングしている時間がないので、顔が丸い!やばいな、、、
「メシ、食ってってくださいよ。4合炊いときゃ足りるかな?」
とやおら彼はばかでかい冷蔵庫を開ける。ほぼ業務用のでかい冷蔵庫にウラヤマシイ声をあげていると「もう一つあるんすよ」とセカンド冷蔵庫をみせてくれる。ん~ 家が広いのはどうでもいいけど、冷蔵庫二個あるほうがウラヤマシイね。はっきり言って。
「じゃあ、ソフトシェルクラブ食べましょうよ。あと宮崎の冷や汁もいいな。豆乳とニガリがあるからこれで豆腐も作ろう!」
と、凄まじい食卓になっていく。さらに、北海道のアグリウェザー社の横山社長と鈴木さんから、サロマの2年モノの生牡蠣が箱一杯送られてきた!
僕が牡蠣を剥いている横で、堀江君がソフトシェルクラブに小麦粉、ガーリックパウダー、塩をまぶす。
「これ作るのは初めてだなぁ」
といいながら手際がいい。彼もなかなか料理やっているようだ。
まんべんなく粉がまぶされたソフトシェルクラブをミホちゃんが揚げてくれる。
大阪生まれの彼女はなんと、あのインデアンカレー阪急梅田店に学校帰りによく通っていたそうである!わかってるね、やっぱり。
さて凄まじく旨いものばかりの食卓になってしまった!ソフトシェルクラブの揚げ物、サロマ産生牡蠣、ホンモノのししゃも、宮崎の冷や汁(よせ豆腐入り)、浜松の鰻である。
これに加えて、堀江宅に僕が愛して止まない山形の「なんばんの粕漬け」を一本プレゼント。
三人でしばし無言で食いまくる。
食いながら話をしている最中、彼はやはり福岡の農村で過ごした幼少時代の話をしてくれる。世間ではいろいろと尾ひれはひれがついて喧伝される彼の人物像だが、そういうところははっきりいってようわからん。俺が言えるのは、彼はこと農の問題にたいしてはなんらかの形で取り組みたいと思っているようだ、ということだけだ。いずれ農業の構造改革の時代には、何らかの形で登場してくるだろう。頑張って正しい方向に活躍して欲しいと思う。
なーんていいながらもう腹一杯だ!食いまくった。ソフトシェルの唐揚げ最高!たんに旨いもんを食べるだけではなく、料理が出来るやつは偉いぞ!どうもご馳走様でした!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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