2004年11月25日 from 首都圏
このblogでも何度か紹介した六本木の裏通りにあるタイ料理「バンコクレストラン」。久しぶりに電話をいれると、ノート君が受けてくれる。
「おおっヤマケン!来てください~」
来たよっ なんだか最近も僕のblog経由で来店する人が多いらしく、オーナーの女性(日本人です)も僕に「いつもどうもありがとうございます」と深々と頭を下げてくださる。いやそんな、、、という感じだが、美味しいからみんな損しないよ!
「ノート君、あれね、あれ!」
というだけでもはや通じてしまう。ニコッと笑って彼が持ってきたのはこいつである。
この炒め肉かけご飯目玉焼きのせなんだが、鶏肉バージョンと豚肉、そして牛肉バージョンもあってそれぞれ名前が違うのでようわからん。けど、こいつが最高に旨い!頼めばタイ並みに辛くしてくれるので、どんなに寒い冬でもタラタラと汗を垂らしてしまうことは間違いない。
運ばれてきたら、ナンプラを少しかけて、卵をぐちゃぐちゃにして混ぜましょう。
旨いなぁ、旨いねぇ。タイ料理って、トムヤムクンや各種カレーよりも、こういう何気ない炒め物が最高に旨いのだ。
「で、どうよ、彼女できたのノート君?」
そう、彼はジャニーズ系イケメンなのに、恋人募集中なんである。
「うーんできないね、、、機会がないんだね、、、」
「君はそんなにイケメンなんだから、学校(彼は日中、コンピュータの専門学校に行っている)の女の子達にもてるでしょ?」
と言うと、ノート君、複雑な顔になる。
「うーん タバコをスパスパ吸ったり、礼儀がよくないない人は好きじゃない、、、」
おおおおおおおおおおおおおおおおおお
素晴らしい!
彼は真面目な人なのだ!
今どき、そんな価値観で生きている人もなかなかいないだろうに、タイからやってきて地道に仕事をし、日本語ペラペラになり、そして倫理観は絶えず持ち続けている!こんな素晴らしき野郎にはあまりあったことがない。
どうぞこのblogをお読みになった女性で「我こそは」という方がいらっしゃったら、バンコクにノート君を「釣りに」行って頂きたい。夜6時半くらいからいつも居るはずだ。
さてそれともう一つ情報が。
このバンコクに数年前まで居たタイ人店長のマーさんが、なんとミャンマーにタイ料理の店を出したそうだ。ミャンマーまでわざわざ見に行ったというカメラマンの方が名刺を見せてくださった。
なんでも、ミャンマーを訪れた際に、一軒だけあったタイ料理の店で食べたら激マズだったため「俺が店をやろう」と即決したらしい。かなり成功を収めているようだ。
しかし、、、ミャンマーってそう簡単に行けたっけ?もし読者さんでミャンマー行く人いたら(居ないか!)ぜひよろしく。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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