2004年9月16日 from 常夏の楽園・沖縄を食べ尽くす
沖縄や鹿児島に行ったことがある人ならよくご存じだろうが、その食卓には「ポーク」いわゆるランチョンミートが多用されている。僕なんか、沖縄は今回が初めてなのに、ランチョンミートの代表格である「SPAM」が大好きで、しょっちゅう買い込んで焼いて醤油をからめてご飯にのせて食べていた。
このSPAM、東京で買うと、450円くらいするのが普通だ。しかし、なんと沖縄ではこの半額以下が普通なのだ! ということで、今回はこのポーク缶をしこたま買って帰るというのが、もう一つの目的であった。
キッペイと卓にお願いしてスーパーに連れて行ってもらう。
「やまけん、今日はちょうど安売りやってるよ。一人3缶までだけどね。」
とみてみると、、、なんと!一缶198円ではないか!
重いのもなんなので6缶をとりあえず購入。素晴らしいぞ沖縄! しかし、ポーク缶はSPAMだけではない。観たことないメーカーのものが多数ある。例えば沖縄ではもう一つ、チューリップというブランドが有名らしい。
また、あまりにそそられるのが、業務用の缶詰だ。ムチャクチャにデカイ!
思わず買ってしまいそうになったが、食いきれない内に悪くしてしまうこと必至なのであきらめた。
さて、このポーク缶を使った沖縄料理に、「ポーク玉子」がある。なんのことはない、ポークの薄切りを炒め、卵焼きに添えるだけなのだが、これが沖縄料理の本にも載っていることもある。つまりハムエッグとかベーコンエッグと同じようなカテゴリなのだろう。それに驚いていたら、もっと感動したのは、
「ポーク玉子おにぎり」
なるものが、どこのコンビニに入っても必ずあったことだ。
これがそのポーク玉子おにぎりだ。これはローソンに売っていたものだ。
みておわかりのように、四角いおにぎりになっている。比較対象がないので分かりにくいだろうが、通常のおにぎりの1.5倍くらいはある、大型おにぎりである。値段も190円程度で、ちょっと高め。
早速買った。通常のポーク玉子だけではなく、「ポーク玉子あぶら味噌」というのがあったので、こいつを購入。あぶら味噌とは、沖縄特有の肉みそと思えばいい。滅法旨いご飯の友だ。大ぶりのおにぎりにかぶりつくと、こんな断面になっていた。
うーんこいつは食い応えがある、、、ちなみにこのポークは「チューリップ」ブランドのものであった。割とあっさり風味で、これも旨いと思った。
この夜以降、僕は必ず一日1つはポークおにぎりを食べた。下の画像は、港の売店に売っていたもので、やはりあぶら味噌入りのおにぎりだ。
ちなみに表示カロリーもかなり高めであったため、さすがに一度に1つしか食べなかった。これ、かなり旨いのよ。
セブンイレブンの超・名作おにぎりである「照り焼きソーセージ」は、このスパムおにぎりをモチーフにしたものだというのは有名な話だ。しかし、どうせならモロにこのポーク玉子おにぎりを本州でも出して欲しい。よく朝のコンビニにどどっと入るガテン系労働者をみかけるが、彼らに人気がでること間違いない。少なくとも、俺は買う。
ちなみに、SPAM缶を198円で買ってホクホクしていたら、最終日に加賀谷と立ち寄ったスーパーでは、150円で売っていた! うわーん 観なければよかった、、、
さて、話はいよいよ、最大のクライマックスである4日目に突入する、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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