2004年9月13日 from 常夏の楽園・沖縄を食べ尽くす
さて、昨晩世話になったチカシいわく、「名護市の最大の名物はオリオンビール!名護に工場があるから、名護で飲むのが一番旨い!」ということだ。そのオリオンビールには無料で見学ができる。見学後にはなんと、工場できたてのビールを試飲できるのだ。
「昔は飲み放題だったらしいんだけど、飲み過ぎて車運転した人が事故を起こしたみたいで、一杯しか飲めなくなってしまった」
ということだ。一杯で十分!是非飲んでみたい!
オリオンの工場入り口で粟国に別れを告げ、キッペイと卓と一緒に工場に入る。女性が説明をしてくれながら工場見学。本州にいるとオリオンの名前はほとんどきかないが、沖縄ではこれがなければ始まらないという銘ビールである。
たしかに初日からオリオンの生を飲む機会が多いが、実に最高に爽快で旨い!どこで飲んでもギンギンに凍りついたジョッキに生が注がれ、ジョッキのあまりの冷たさにビールが少しシャーベット状になりながら口に流れ込んでくる。癖のない軽いアタリは、軽快な喉ごしと相まって、一気に極楽感を現出させるのだ。
ビールも醸造なので発酵させる。オリオンでは40日間の発酵を経て、市場に出回ることになる。発酵が済んでボトリングした後は、あとは鮮度がものをいう。近ければ近いほど旨いのは当然。だからこのお膝元で飲むのが最高ということだ。
見学コースを一巡し、試飲コーナーで女性が生ビールを注いでくれる。つまみもオリオンオリジナルのナッツだ。
透明感あるビールをググッと飲む。
「おおっ! なんだか香ばしい感じがするぞ!」
そう、ホップの香りが、居酒屋で飲む生より強く香る感じがするのだ!工場で飲むビールが違うというのは、真実であった。
運転をしてくれる卓は残念ながら飲めない。悔しい顔をしていた。スマン!
すっかりご機嫌になって、次なる聖地へと向かう。
それは、、、
「タコライスのキングタコス」
である。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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