2004年9月 6日 from 首都圏
生イクラの季節だ! つい先日のエントリに書いたように、この時期から塩蔵ではない、生のフレッシュなイクラが入荷される。
「もうそろそろだよ!」
「おう、入荷したら連絡ちょうだい!」
と言っていた矢先に、電話が来た。
「今日から食べられるよ! 土曜日入荷で、漬け込んで本日の日曜日から初出しだね!」
あー まだメシを食って無くて良かった。今週は匠2度目だな、、、
店にはいると、2組のお客さん。カップルで来ていた方の男性が、僕の方をちらちら観ておられたのだが、加藤ちゃんによると「うん、blogがどうとかこうとか言ってたよ」 どうやらblogを見てきた人らしい。
さてイクラであるが、イクラの前に寿司である。「ハラ減ったよ」と言うと、加藤ちゃん苦笑し、
「そういう遠回しな言い方辞めなよ」
と、シャリを久々にヤマケンMAXサイズにする。今回5貫くらいはヤマケンサイズのMAXバージョンだったのだが、一番笑えるのがウニだった。
※通常版との比較
ここまで来ると、舌にウニの味がするまで時間がかかる、、、
さて
イクラである!
ちょうど二組のお客さんが帰った後なので、加藤ちゃんおもむろにキュウリを取り出しスペシャルを握ってくれる。
見目麗しい。イクラの一粒一粒が透き通っている。なんともまあたおやかである。
一口でバシッといただこう。そして、口の中で全ての粒をプチプチ弾けさせよう。トロっと拡がる濃厚なソースは、しかし癖が全くなくあっさりとしている。魚卵嫌いにも食べられるのではないだろうかという癖のなさである。
「旨い!」
「ありぃっす!」 (← 加藤語で「ありがとうございます」の意)
もう一貫握ってもらった。こちらはヤマケンサイズ。
一粒だけ落ちているのが風流だ。申し訳ないけど、イクラまでタップリのこのサイズは俺にしか出ません。もちろん俺くらいに通えばきっと食べられると思います。
あー 食った食った。
今週の始めにいいスタートが切れた。さて、火曜日から怒濤の沖縄である。
台風一過、すばらしい天気が待っていることだろう。
頼むから仕事の話が来ませんように!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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