2004年7月 8日 from 日常つれづれ
読んで字のごとく、ですが、本日でめでたくこのblogは一周年です。
最初のエントリは、去年の7月8日に書いた「大阪心斎橋で、小粋な割烹に心酔した」というもの。この頃はまだデジカメ画像はアップしてませんでしたね。
もともとこの食い倒れ日記は、僕が友人を中心にした100名程度の人に向けて、出張先で出会った旨いものの情報を、その日の夜とかにむちゃくちゃ長いメールにしてドバッと流していたという、はた迷惑な強制的メルマガが原型です。割と好評だったこのメルマガ、読者からは
「画像も付けろよ」
とか
「Webにしろ」
という声が多々あり、でも面倒だしなぁと思っていた矢先に、blogという仕組みが出てきたのです。親友の本城しんのすけの日記が、このMovableTypeの導入のきっかけでした。このblogという仕組みなしには、食い倒れ日記は成立しなかったと思います。
この一年、色んなことがあったのですが、エントリ数(記事数)を数えてみると、なんと328記事になるんですよ!356日中の328日。ほとんど毎日書いてるんじゃねーの? いやまじで 仕事よりまじめにやっていたような気がします。
また今年末には、一年間のベストを選ぶ「食い倒れの殿堂入り」をやりますけど、これまで書いた中で自分でも面白かったのはどの記事だろう、、、と選ぼうとしましたが、選べません。
どれもこれも思い出深いものばかりなのです。純粋に食べ物と文化の関わりと言うことで気に入っているのは、福井県のソースカツ丼。「食べないカツをドンブリの蓋によけとく技」には感動したものです。
比較的最近の記事ですが、Barオーパの水澤君が出場した全国バーテンダー技能競技会のレポートは、デジカメを紛失してしまうくらいの体力・精神力消耗がありましたが、その価値があったエントリです。これを読んで泣いてくれた人が多数いらっしゃる模様。
それとやはり無二路というあまりに素晴らしいシチリア料理の店との邂逅は、記録しておかねばならないものでしょう。最近でも週末はこのWebを見た人の予約で一杯になってしまうそうです。うーむ自分が行けなくなってしまう。
それ以外にも書いた記事はみな宝物と思っています。それ以上に、読んでくださっている方々、どうもありがとうございます。これからもわがまま勝手に書いていきます。
では、これから日帰り和歌山出張。そして明日から宮崎4連戦です。まだ富良野編も終わってないのになぁ、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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