BBQの季節 Barオーパ常連記念バーベキュー大会in木場公園 ジントニックは野外でも旨い!

2004年7月20日 from 首都圏

 「19日に、お客様に日頃の感謝を込めてBBQ大会をやりますので、ぜひおいで下さい。」

と、門前仲町のBarオーパ店長である水澤君からお誘いをいただいた。嬉しい限りである。我が家の近所の木場公園が会場であり、一も二もなく参加である。水澤君が優勝したバーテンダー技能競技会を一緒に観戦した和歌山の流通業者である津田君から、スイカや野菜、ゼリーなどの大量の差し入れを自転車の荷台に満載し、灼熱の太陽の下を木場公園へと急ぐ。

 途中、水澤君から電話が入る。

「やまけんさん、もうみんな人間じゃなくなりつつありますから、早く来てください!」

なんだなんだ何が起こってるんだ?と足を速める。木場公園に着き、皆の姿を探す。店では男性はオールバック、そして男女ともにビシッとジャケット着用の姿を見慣れているが、本日はみな普段着のはず。夏の行楽日の人混みのどこにいるのか分からない。

 と、「ヤマモトさ~ん ここですここ!」 なじみの岩本君が僕を見つけてくれる。

、、、もうすでに皆、できあがっている。猪木イズムのTシャツを着たオーナーバーテンダーの大槻さんを筆頭に、みなもう立派な酔っぱらいである。顔を紅潮させた水澤君が迎えてくれる。髪を下ろしているのでいつもより10才くらい若くみえる。
「そうなんですよ、海外でバーに入ろうとすると、必ずパスポートをチェックされるんですよ、未成年じゃないかって、、、」

内藤君がジントニックを作ってもってきてくれる。

「これ、できあいのものじゃないよね、当然、、、?」

「もちろんです、ここで作ってます!」

愚問であった。今をときめくオーパ軍団が野外BBQで作る、紙コップ入りのジントニック。味もビシッと決まっていて最高に旨い!

 オーパの常連さん達にご紹介いただく。勝ち鬨駅の駅ビルでパスタ屋「ミキ」を営む白石夫妻とその娘さん、その店で働くポーランド美人のカミラ、そのパートナーのレシェック、そしてダンサーのヨアンナと仲良くなった。

 和歌山の津田ちゃんからの差し入れスイカは、さすがに流通業者のセレクト、絶品ものの甘さで、皆の喉を潤した。快く心地よく気持ちよく酔いが回る。

 突如、水澤君の細君であるヨーコさん(美女、バーテンダー、数年前にレディースのバーテンダー大会で優勝)が妖精に変身した。ふーらふーらしながら微笑み、鳩をおっかけて「おいしそー」と掴みかかっているのを、女性が手洗いに連れて行く。数分後、「あれ、手洗いにヨーコさんがいない!」との声に、水澤君立ち上がり、「いつもこうなんですよ」と言いながらダッシュで探しに行く。オーパ軍団ほぼ総出で決死の捜索の末、発見されたヨーコさんは微笑みを振りまくまさに妖精であった。

「○○○○○○協会の理事長にも平気でからんで頭バンバンぶつんですよ。その理事長さんも『これがなけりゃな』って言ってます、、、 もう連れて帰りますんで、お先に失礼致します」

と水澤君、タクシーを拾うが、実にラブラブである。いい夫婦だ!


大槻さんの挨拶と常連さんの3本締めで閉会。ポーランドの人たちにはこの「〆」という観念がわからないらしく、説明に苦慮する。家に帰って辞書検索してみた。

「物事の成就を祝って、関係者が揃って手拍子を打つこと」

そうだな、このオーパという店が成就したことは多々ある。そしてこれからもだ。若きホープ内藤君は明日(19日)、大会が控えているという。頑張れ!

灼熱の太陽の下、よく食いよく飲みよく笑った! こんなに旨い野外ジントニックはこれ以降味わえないだろう。ごちそうさまでした!