山形物産展でうるいを買った。その翌日、「まあどんな会」からわらびが届いた。

2004年5月17日 from 食材

 先日急告したとおり、Kappaから急報があり、急遽東京駅八重洲地下街の北プラザで開催されている山形物産フェアに足を運んだわけだった。

 まあどんな会の佐藤さんに連絡して聞いてみたところ、どうも山形フェアではなく、まあどんな会の地元である白鷹町のフェアらしい。佐藤さんがお世話になっているという山田さんも出ているらしいと言うことで、是非お会いしたいと思い、仕事関係を処理しまくりながら走った。16時に自転車で家を出て、まず日本橋の税務署にいき、設立に関わる書類一式の提出。すぐさま築地にある都税事務所でおなじく書類提出。16時半である。地下鉄なんかより自転車の方が全然早いではないか。東京八重洲口に35分につくことが出来た。

 さて催事場にくると、おおこれか、確かにやっている!

 並んでいるのは、そば、みそ、せんべい、酒、まんじゅう、ちまき、そして山菜!である。
うるいは、栽培ものにくらべてとにかくデカイ! そしてそのとなりには山ウドがある。これも天然ものだ。


 こんなにふんだんにあって一束300円とやすい。買うところで買えばむちゃくちゃに高いんだゾ。早速レジに並ぶ。レジで白鷹町のはっぴをきている人たちに、

「俺、白鷹町ファンです!」

と言うと、みな優しくしてくれる。中でも、レジ係をしているけど、実は東京在住、有名なお裾分け系お取り寄せのWebサイトを運営している伊藤淳子さんが、いろいろと教えてくれた。
(伊藤さん、コメントどうもありがとう!)

「こんど田植えもやるんですよ!白鷹町、最高です!」

こんなふうに地元にとけ込みながらおつきあいしている人がいる、そんな魅力的な町なのだなぁ、、、白鷹町!

農協の山田さんが戻っていらしたので、軽くお話を伺う。まあどんな会のファンなのだと言うと、

「ああ、なんばんを60本買ってったのはあなたですか!おかげで在庫がなくて今回はなんばんもってこれませんでした(笑)」

とのことだった!

 いろいろ情報を仕入れたのだが、なんばんの粕漬けに使うなんばん(とうがらし)は、赤色のものらしい。青いものを使うのかと思っていたが違った。当然ながら、このなんばんは地元白鷹のものを使わないと味が出ないそうだ。なあるほど。

 まあどんな会は、春から秋までレストランをやっている。夏は予約制になってしまうそうだ。10人くらいまとまればいいらしいのだが、このblog読んで旨そう、と思った人がいたら、一緒に行きませんかね。とりあえずすでに4人はいるんですが。

 さてイベントから帰って翌日、まあどんな会の佐藤さんから山菜がどっさりと届いた!

「わらびをあく抜きしたものと、こごみ、ミズ、山菜の冷や汁、それとアイコを入れといたからね。」

え、アイコってなんですか?

「山菜の王様だよぉ。おいしいんだよぉ、、、」

残念ながらどれがアイコだかわからん。おそらくこれだろう。

とにかくおひたしにするだけで旨いらしいので、そうさせていただこう。早速たべたわらびの一本漬けは、マジで旨かった!とろりととろける食感。そしてアクは完全にぬけているのに旨みはたっぷりである。

 山形のお母ちゃん、どうもありがとう、、、これから山菜づくしである。