2004年2月27日 from
都営新宿線もしくは大江戸線の森下駅の交差点を南に100Mほど歩いた商店街「のらくロード」のならびにある石釜ピッツァの有名店だ。いろんな料理雑誌に掲載されているので説明も要らないだろう。ピッツァ職人が目の前で焼いてくれる、非常に臨場感溢れる店だ。
ここにくるのは3回目なのだが、、、過去2回しか食べていないが、実を言うと僕はこの店のピッツァを食べて 「 あ~ 満足した! 」 と思ったことがない。 生地は薄手ながらモッチリとしており上質で、具もあっさり目のものが多い。チーズも油もいい物を使っている。けど、なんだろうか、味覚中枢に訴えかけてくるものが感じられなかったのである。
で、そういいながら素晴らしき人生の先輩と仲間に誘われ、会食の夕べを持つ。初顔合わせになった方はなんと、名古屋であんかけスパ(過去ログをご参考のこと)のチェーン店を展開する方であった。本来この日のトピックになるはずだったテーマはどこかに吹っ飛び、あんかけスパについての熱き議論がたたかわされたのであった。
そうしながらピッツァを食べる。
マルゲリータのピッツァ
ポルチーニのピッツァ
サルシッチャのピッツァ
カプリチョーザ
クアトロ・フォルマッジョのピッツァ
、、、
「やまけん、もう喰えないよ!」
と言われたのでその辺で辞めておいたが、前回までの感想と変わらず、だ。美味しくないとはいわないが、とりとめのないスナックのような感覚。この後に牛丼を食べたくなってしまう。
この店ではピッツァだけではなく、立派なメインの皿もある。牡蠣のフリットと、トリッパと豆の煮込みポレンタ添えを食べた。どっちかというと、これら料理の皿の方で満足する感じか。
ただ、大きくない店だから回転を上げたいと言うのは理解できるのだが、少し皿の間が空いただけでウェイター(カメリエーレといったほうがいいかな)が
「何か他にお頼みになりますか?」
とくるのはいただけない。これ見よがしに、空いた皿やグラスを持っていってしまうのも気に入らない。正直、サーブのレベルは低いと感じる。
うーむ
あまりこのblogでマイナスなことを書くことは少ないのだが、なんだか書いてしまった。
(いつもは、美味しいと思った店だけを書いているんですけどね)
でもなんだか釈然としないのだ。それとも単にピッツァに求めるものが違うというだけなんだろうか?
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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