2003年12月12日 from 首都圏
記事を書いたちょうどこの日(金曜日)が銀座に用事がある日だったので、またジャポネに行く。すでに2時を回っているのに、カウンターはほぼ埋まっている。なんでだ?
「ナポ、横綱!」
「はいぃ~」
こういうスタンドの、出入りの激しい店なのに、言葉遣いは丁寧なのである。観ていると、いかにも銀座って感じのOLのお姉ちゃんも来て、持ち帰りナポんかを頼んでいる。もうがっちりとこの地に根を下ろして存在が確立された店なのである。
ちなみに今日は、僕の後に来た人が
「ヘルシースパ大盛、激辛でね!」
とオーダーしていた。ヘルシーなのに激辛なんかい!? いや、激辛ってのがヘルシーと言えるんかい!?
どうやらいろいろと細かいオーダー方法があるのだな。知らんかった、、、
さて何年かぶりのナポ横綱だ。
どうだろうか?先日はジャリコ大盛の画像を掲載したが、その縦方向にベクトルが1.5倍伸びた感じである。タップリ入った小松菜の緑色が、興をソソル。
ちなみにこの調理過程だが、デカイフライパンに具を入れて麺を軽く炒めた後、ケチャップをレードル(お玉ね)で3杯(!)放り込んでいた。うーむこれをすべて胃の腑に収めるわけだ。ここのナポは、トマトケチャップ味はそれほどしつこくはない。想像ほど甘ったるくないのがイイ。
ネッチリ感も強く、そこに小松菜がシャキンとアクセントになり、どんどんいける。横綱と頼むと周りの人から一瞬じろりとみられたが、正直言ってこれくらいの分量なら一応なんということはないんである。
しかし、、、困ったことがある。熱くなるのである。何かを食べるということは、栄養を摂取する以前に、その物理的な「熱」を摂取するということだ。少なくとも300gはある麺を鉄鍋でアツアツに炒め抜いたものをワシワシと食べるのだ。冬なのにドドっと汗が噴き出してくる。
しかもこういう時に限って隣にOL風綺麗な女の子が2名ならぶ。うーむ。もちろん、汗だくになりながら、涼しい顔で切り抜けた。
やはりここのナポは旨い。しかし、しつこいようだがチーズのかけすぎには要注意だ。水分が少ないので、ぼそぼそして食べにくくなり、喉に詰まる。
ああ次に行けるのはいつかなぁ。よく考えてみたら、これまでナポとジャリコしか食べたことがない。次回はあのすさまじい明太子にしてみよう。いや、噂のヘルシースパの激辛も試してみたい。それと、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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