2003年10月16日 from 日常つれづれ
僕の現在のno.1である寿司匠が、とうとう雑誌メディアに掲載された。
紙面は「大人の週末」だ。この雑誌は先月に月刊化されたもので、他誌に比べると、カラーページが多いのに価格設定が非常に安い。加藤ちゃんも喜んでいるし、良いことだなと思った。昨年11月の開店以来、閑古鳥が泣いていたり、一日に1人もお客が入らない時期があったりした。その時分からのつき合いだから、やっぱりこの店がメディアに採り上げられると嬉しい。反面、繁盛してしまうと、今のように兄弟のようなつきあいが出来なくなるのではないかというのもあってちょっぴり寂しい。
大阪出張の前に東京駅にて当の紙面をパラパラとめくる。3000円台で食べられる寿司屋という企画らしい。加藤ちゃんが修行をしていた寿司大が特集の先頭を飾っている。
で、肝心の匠のページだが、なぜか大きく掲載されているのは握りではなく、金目鯛の煮付けの写真だ。ムム?と言う感じ。にぎりの写真は10貫を皿に盛ったのが掲載されているのだが、なんとなくシズル感に欠ける印象だ。うーむ、、、 その場で板前の加藤ちゃんに電話すると、やはり反応はよくない。僕と同様の感想であったようだ。
とはいえ、広告掲載ではなく取材記事としてメディアに載った。一つの実績としては上々だろう。これでどれくらいの集客になるのか、期待しておこう。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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