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2004年07月04日

~寿司処 匠に幸あれ~ 加藤ちゃん&瑠美子 ご結婚おめでとう!

 今日はご飯ではなく、愛情を食い倒れたのであった。

 寿司処 匠 店主にして板前である加藤ちゃんの結婚式が、有明ワシントンホテルにて執り行われた。お相手は、僕もよく知る大場瑠美子ちゃんだ。

 朝から素晴らしい晴天。門出にふさわしい美しい陽気だ。前日の遅くまでの飲みで寝坊した僕は、木場からタクシーですっ飛ばし会場入りする。待合い場所に行き、すでに着いていた竹澤とマー君と落ち合う。竹澤はこの日、乾杯の音頭を仰せつかっているのだ。

「なんかさ、絶対に偉い人たちが来るはずなのに、俺なんかが乾杯でいいのかよ!」

かなり緊張気味である。そして僕は、友人代表スピーチなのであった。実は僕は、今回の参列者の中でも特別な位置づけの人間だ。それは、加藤ちゃんのことも、瑠美子のことも、二人が出会う前からそれぞれを知っていた人間だからだ。おそらくそれは僕しか居ない。

「それでは結婚式を行いますので、チャペルの方へご移動下さい。」

 案内があり、20Fのチャペルへと進む。両家の親族、友人達がチャペルに座る。友人連中には、寿司の修行仲間と思われる人たちが多い。その中には、匠の開業から半年ほど、加藤ちゃんとタッグを組んで二人で店を切り盛りしていた三好君の姿も見える。色んな事情で今は他の店の板前としてやっているのだが、彼には戻ってきて欲しいなあ。

 ほどなくして、白いタキシード姿の加藤ちゃんが入場してきた。予想外に似合っているのでびっくりだ!店に行ったことがある人でも、おそらく加藤ちゃんが帽子をとっているところを観るのは初めてではないだろうか(笑)

宣教師の紹介がなされ、式が始まる。アメイジングレースが流れる中、父親に付き添われた新婦が入場してきた。

瑠美子、綺麗だ。よかった。瑠美子は、僕が行きつけにしている日本酒居酒屋である五穀家日本橋店に勤めていた人だ。五穀家日本橋店は、純米酒にきっちりと温度管理をした上で燗をつけて供してくれる貴重な店だ。そこで日本酒への造詣を深めた瑠美子が、退店した後に寿司処匠に入りたい、とバイトに入ったのだった。

 加藤ちゃん、板場に立ち客商売をするだけあって、ステージ映えがする。堂々とした態度で誓いのキスをする。これで彼らは夫婦だ。読者の皆さんも、加藤久幸と瑠美子夫妻を、応援してあげて欲しい。

 そして披露宴へと移る。両家に近しい人たちのフレンドリーな雰囲気の中、新郎新婦入場。
これは動画でも観てもらおう。

■新郎新婦入場(3MB)

来賓挨拶は電通のクリエイティブ・ディレクターの北澤さん。なんと寿司大時代から加藤ちゃんに握ってもらっていたという方だ。僕と竹澤はこの方のかっこよく渋い挨拶に非常に感銘を受けた。こういう余裕のあるオトナになりたいものだ。

二人の最初の共同作業、ケーキ入刀はぜひ動画で観て頂こう。

■ケーキ入刀(6.5MB)

そして我らが竹澤による乾杯!

「グラスを持っての乾杯は1分以内と相場が決まっておりますので、早速、、、乾杯!」

というさっぱりと簡潔にして力のこもった乾杯になる。

加藤ちゃんのお父さん、お母さんがお酒を注ぎに回ってくださる。お父さんは加藤ちゃんそっくりである。そしてお母さんが最高に傑作な人だった。

「あんら、、、 あなた様ががやまけんさんですか!私もインターネットで観てます!もう、本当に美味しそうに書くものですから、すぐにも東京にご飯食べに行きたくなっちゃう、、、」
※加藤君の実家は長崎県の佐世保市です。

楽しい語らいをさせていただいた。いずれ長崎にも遊びに行かせて頂こう。

以下2つの動画はシャンパンタワーの際のあいさつ、そしてSMAPの歌を修行仲間達と一緒に歌う加藤ちゃんだ。

■シャンパンタワー(6.5MB)

■SMAPを歌う加藤ちゃん(8MB)
実は加藤ちゃんはロックバンドのボーカルをしていたので、カラオケは絶品なのだ。信じられないくらいハイトーンなのである。

そして僭越ながら僕が友人代表スピーチをさせて頂く。内容は割愛。とにかく二人に対する賛歌、これにつきる。

こうして楽しいひとときは過ぎていった。僕が座ったテーブルは常連達の席だったのだが、そのテーブルで一致したのは、

「最近、常連の我々でさえも席がとれないことが多い。週の内の1日は常連が優先的に席をとれる日をつくってもらいたい」

ということで、「寿司匠を日本一の寿司屋に推す会」を立ち上げ、会員は優先的にカウンターに座れる特権が欲しい!ということだけはスピーチ内でも強く訴えたのであった。もちろん会の事務局長は僕が任ずることに相成った。

瑠美子が両親と弟さんに向け涙ながらの御礼の手紙を読み上げる。江東区で大きな生花店を営むお父さんは、俳優のようないい男だ。そのお父さんが涙を流している。お母さんはニコニコとそばでその涙を拭きながら、心で泣いているようだ。

いよいよお開きだ。加藤ちゃんのお父さんがマイクを持つ。

「あの、、、うちは私も息子達もみな職人です。職人の世界は非常に厳しいんです。1つ2つの技術を身につけたら、次は3つ4つと積み重ねていかなければならない。そういう世界に息子は生きています。どうか息子達をよろしくご指導下さい、、、」

職人。それは生きるための道である。職人の子が職人となる。加藤ちゃんの生き方を肯定し厳しく応援するオヤジのいい話をきいた。

加藤ちゃん、瑠美子、本当におめでとう! 匠をもっといい店にしていこうな!


その後、二次会。お姫様だっこチューをする加藤ちゃんだ。

店のスタッフとタケと僕で行った3次会。加藤ちゃんが熱烈に「カラオケ行こう!」と言っていたにもかかわらず、すぐに眠りこけるのであった。昨日まで店、やってたもんな。お疲れさん。

匠は火曜日から通常営業です。ぜひ一声「おめでとう」とかけてあげてください。
いい一日だった。満腹。

Posted by yamaken at 2004年07月04日 08:15 | TrackBack
Comments

とても素晴らしい結婚式でしたね!
瑠美子ちゃんは川原亜矢子か富永愛かっちゅうぐらいの美しさ、帽子をかぶらない加藤ちゃんも白いタキシードが決まってました。
二人仲良く、匠が益々盛り上がることは間違いないっ!

Posted by: ま~くん at 2004年07月04日 11:19

自分は2次会から参加させていただきましたが、店長もルミちゃんも良い姿でしたねぇ(^.^)
これからも皆さんのお力添えをたくさんお借り
することになるでしょうが、あのおいしい寿司
を提供してくれる、店長のためによろしくお願い致します(T_T)

Posted by: yasuo at 2004年07月04日 18:08

昨日はお疲れ様でした。
店の名前と同じ名前と紹介された、たくみです。

昨日はやまけんさんと話さないで、挨拶も出来ずにすみませんでした。
今度、お店で見かけましたら声をかけますので、よろしくお願いします。

二次会の瑠美子さんも美しかったですが、ウェデングドレス姿も素晴らしいですね。
そして、加藤さん。かっこいいです。
結婚式と披露宴も良かったようですが、
二次会からの参加でも十分にこちらも幸せな気分になりました。

加藤さん、瑠美子さん、おめでとうございます。末永くお幸せに!

PS 加藤さんに「やまけんサイズにする?」と言われることがあるのですが、
よくわからず試したことは無かったけど、今どんなものかわかりました。
うーん、挑戦してみるべきか?

Posted by: たくみ at 2004年07月04日 18:39

やまけんさ~ん(^o^)丿★
匠の陽子です!昨日はお疲れ様でした(v_v)
2次会からの参加だったので、披露宴の様子が見れて良かったです♪も~めちゃんこルンちゃんが可愛かったです☆★無事結婚式が終わって本当に何よりです(^u^)
またお店で待ってますね~♪

Posted by: よーこ☆ at 2004年07月04日 21:13

加藤さんのタキシード姿も決まってるけど、瑠璃子さんはほんっとうに美しい!綺麗!!お幸せそうなお二人の顔、写真で拝見しているだけでこちらも心が温かくなってきます。
一家の大黒柱となった加藤ちゃんに握ってもらいに近々また匠訪問しようと思います。

Posted by: かっぱ at 2004年07月05日 09:18

いや、ホントお疲れ様でした。
本当に若輩モノにて僭越ながらって感じでやした(苦笑)最後の魚仁の風が気持ちよかったぁ~(笑)

Posted by: at 2004年07月05日 11:48

おお、めでたい!
いいなあ。
次回上京したおりには、直接「おめでとう」というためにも、ぜひとも「匠」を再訪したいと思います。
それにしても、いいなあ。

Posted by: 堺三保 at 2004年07月05日 11:58

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Posted by: Phendimetrazine at 2005年07月19日 14:59