銀座というと、表向きはおとなの店、お値段もチョット高めで、庶民風ではないというイメージが濃い。けど、ほんとはそんなことはない。ちょっと歩いて裏通りに行けば、すぐに庶民的な店が並ぶ。例えば和光から100m東銀座方面に歩いた地下道にシネパトスという地下映画館(というとまさにアングラっぽいな)があるが、その脇に並ぶ店は面白い。大人のおもちゃ屋さんの隣の隣に安い寿司屋があって、きちんと握ってくれたりする。そういう店が面白いのだ。
さて本日は同僚を連れて仕事のあと、遠回りをして、例のロメスパの名店「ジャポネ」へ。僕は明太子ジャンボ、彼はジャリコのレギュラーを食べる。この同僚は面白いヤツなのだが、食べながらマジで感動していた。
「男が必要とする焼きスパの全てがここにありますよ!」
そうだろそうだろ。
ちなみにこれが明太子ジャンボだ。
そして意味ないけどアップ。
蒲田(もっと大盛→大森の先という意味)
↑
大森(大盛)
↑
大井(多い)
という序列になっている。昔は上にもう一つ「川崎」というのがあった。これは蒲田のはるか先、ということで、超大盛の意味だ。しかしこれは、「口害のため、自粛します」という理由で無くなってしまった。 ニューキャッスルの盛りは、実は大森が普通盛りに相当するので、僕には川崎がちょうどよかった。残念だ。
ちなみにこれが外にあるメニュー看板だ。この脱力系のコメントに注目。
「くせにしちゃってごめん」と、「手作りカレー」の「ー」の意味のない長さが、たとえようもなくよいのである。
久しぶりにはいって、「大森」と一声かけると、名物のオヤジが
「足りないだろ。蒲田にしときなよ。」
と言う。人の顔を見る人だ、、、でも、俺がこの前に大盛りスパゲッティ食べてきたとは思わないんだろうなぁ、、、ということで、「蒲田」を頼んでしまった。
ちなみにこれが大森と蒲田だ↓
■大森
■蒲田
久しぶりの辛来飯は実に旨かった。ドライカレーのネットリしたルーだけを切り出したような、粘質の舌触り、そこに野菜・バナナなどのざらざらしたテクスチャーが残っていて、いかにも濃い味だ。このカレーを、どこかの掲示板で「ぼそぼそしていて美味しくない」という人がいたが、そうかなぁ。僕は好きなのだ。
こうして銀座裏通りの密かな名店をはしごしてしまった。かなり腹の中が脂ぎった感じであり、消費せねばと焦るのであった。
Posted by yamaken at 2003年12月17日 16:19 | TrackBackよく食べるねえ。ジャポネで普通盛りを完食できなさそうで行くのを躊躇している私はやまけんと食事にいけないなあ(笑
Posted by: 志乃 at 2003年12月19日 04:57友達というのはそういう時のために居るんだよ。残りそうだったら俺がいただくって!
ちなみに普通盛りは通常のOLも食べているから大丈夫だよ。こないだも、俺のとなりでジャポネを食べる銀座風美人OLがいたし。
でも油(マーガリン)の胸焼けに気をつけるように。
あぁ~、お腹が鳴る…(笑)このカレーも捨てがたいねぇ。ほんと、銀座近辺に外出しよっかなと思う朝ですわ。
Posted by: 竹 at 2003年12月19日 10:04大井・大森・蒲田・川崎っていうのはオモシロイ!昔はけっこう馴染んだ地域だったのですが、地元では聞いたことがありませんでした。
Posted by: 鎌倉章 at 2003年12月21日 21:52鎌倉さん、blogページ見せて頂きました。素晴らしい活動されてますね、、、コメント頂き光栄です。
今度、辛来飯食べに行きましょう。
もしかして、アスクに来た日です?ロメスパ食べようって言ったのに・・・実は、私たちの間でも、ここのネーミングセンスのファンで、時々話の中に混ぜています。やっぱり、サービス精神も大事ですよね。
Posted by: まさこ at 2004年01月06日 19:04